- 【その1】準備編
- 【その2】マルチブートDVD(CD) 作成編 (※ 改訂中、まだできてません。orz)
- 【その3】マルチブートUSBメモリ作成編 ← 今ココ
- 【その4】HDブート設定編 (※ まだです。orz)
- 【その5】PXEネットワークブートでござる
【注意】EFI(UEFI)ブートには対応しておりません。最近の64bit版LiveCDはEFIブート対応なので、ここのやり方は時代遅れになりつつあるのかもしれません…。orz
- 更新履歴 - 最終更新日 2014.7.05
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- 旧ページ : 20130306 版
2014.07.05
- linuxBean の grub4dos ブート設定ファイルを追加
2014.07.04
- 追加 : Lubuntu(i386), Redo Backup, Avira Rescue System, Comodo Rescue Disk, linuxBean, KonaLinux
- 更新 : Ubuntu, Puppy Linux, SystemRescueCd, Partition Wizard Home Edition, Clonezilla Live
- 削除 : KNOPPIX 5.3.1, CDlinux, Porteus, EASEUS Todo Backup, Parted Magic, Norton ブータブルリカバリツール
- 変更内容
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- 2014.07.04
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- Knoppix 6.7.1 → 7.2.0
- SystemRescueCd - 3.4.1 → 4.2.0 (
systemrescuecd-x86-4.2.0.iso
) - Puppy - lupu-528 → precise-571JP (
precise-571JP-mini.iso
) - Clonezilla Live - 2.1.0-26 → 2.2.3-10
clonezilla-live-2.2.3-10-amd64.iso
clonezilla-live-2.2.3-10-i486.iso
- Ubuntu - 11.10, 12.10 → 14.04 (amd64)
ubuntu-ja-14.04-desktop-amd64.iso
- Partition Wizard Home Edition → ファイル名変更 :
pwhe.iso
これってなに? 3
【その1】準備編の続きであります。USBメモリに入れるであります。
※ True Image, Paragon については最近のバージョンを確認しておりませぬ。違いあるかも、ご容赦。
尚、ココで設定しているモノは下記の通り。必要なものを選択してクダサレ。すべてで 9 GiB 程ナリ。必要なものを選択してクダサレ。
isoのダウンロード先や、ファイル名、一部のisoの編集方法など 【その1】準備編 をお読み願いたいデス。
※ * 印はリメイク作業(設定ファイル置換)が必要です。
- Windows PE / RE
- Linux LiveCD
- Knoppix 7.2.0CD日本語版(ライブCDの部屋版) (699MB)
- Ubuntu ja Desktop DVD 14.04 (amd64) (1.07GB)
- Lubuntu Desktop DVD 14.04 (i386) (683MB)
- * SystemRescueCd 4.2.0 (380MB)
- バックアップ・リカバリー
- True Image WD Edition (?)
- Seagate DiscWizard (?)
- Paragon Backup & Recovery (?)
- * Clonezilla Live 2.2.3-10-amd64 (145MB)
- * Clonezilla Live 2.2.3-10-i486 (139MB)
- * Redo Backup (249MB)
- ウイルススキャン LiveCD
- AVG Rescue CD (121MB)
- Avira Rescue System (607MB)
- Bitdefender Rescue CD (513MB)
- Comodo Rescue Disk (50MB)
- Kaspersky Rescue Disk 10 (386MB) (※ かなり重いのでいまいちかも?)
- パーティショニング・ツール LiveCD
- Partition Wizard Bootable CD (48MB)
- “ミニ” iso 方式 (Linux LiveCD)
- * Puppy Linux precise-571JP 日本語版 (134MB)
- サブディレクトリ展開方式 (Linux LiveCD)
- linuxBean (Linux LiveCD) (648 + 626MB)
- KonaLinux (Linux LiveCD) (1.26GB)
- Panda SafeDisk (ウイルススキャン LiveCD) (161MB)
- USB HDブートでは?
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パーティションがFAT32なら SYSLINUX のインストールが可能です。NTFSなどの場合は grubinst.exe でMBRへ直接 GRUB for DOSをインストールできます。詳しくは下記をご笑覧あれ。
【注意】SYSLINUX 4.06 でNTFSへのインストールも可能になりました。でもあまり確認してないのです。すみません。。。
ダウンロード 4
isoのダウンロードと編集については【その1】基本編をご参照くだしあ。
- SYSLINUX(※ zip版をダウンロード)
- Index of /pub/linux/kernel.org/utils/boot/syslinux
- 必要ファイル :
win32\syslinux.exe
(バージョン6はbios\win32\syslinux.exe
) - 必要ファイル :
memdisk\memdisk
(バージョン6はbios\memdisk\memdisk
)
SYSLINUX 5.01 で確認しています。バージョン 6 以降では確認してません。アシカラズ...
- GRUB for DOS (
grub4dos-0.4.4.zip
) をダウンロード- Browse GRUB4DOS and WINGRUB Files on SourceForge.net
- 必要ファイル :
grub.exe
- SYSLINUX 設定ファイル : syslinux.cfg
- 【私的】SYSLINUX インストール用ファイル : SYSLINUX_Install_CurrentDrive.bat
- USBメモリ用 : menu.lst menu_cd_usb.lst
menu.lst
にリネーム
- Knoppix 7.2.0 ブートメニュー用設定ファイル
- linuxBean ブートメニュー用設定ファイル
isoファイルの断片化 5
USBメモリ内のisoファイルが断片化していると、GRUB for DOS で Direct Mapping に失敗します。 Direct Mapping に失敗しても Indirect Mapping (メモリへすべて読み込み)ならほぼOKなのですが、その分のメモリが余分に必要となってしまうため、ファイルの断片化は解消しておいた方がいいと考えます。
※ isoディレクトリ下のファイルは断片化していても問題ありません。
- HD上の作業用ディレクトリにすべてのファイルを作成後にUSBメモリへ一括コピーしませう!
一括コピーすれば断片化は0となる筈です。空き領域が少ないとデフラグできなかったりするのでこの方法がオススメ。
断片化チェック、及びデフラグは下記ソフトが便利です。
個別ファイルを指定してチェック
ドライブ丸ごと、断片化ファイルのリストアップが可能
ファイルの配置 6
USBメモリのフォーマットは FAT32 が無難かな。(※ 最近は NTFS でもイケる場合もあるけど)
- ファイル構成
USBメモリルート | | AcronisMedia.iso | avg.iso | bean1204.lst | bean1404.lst | bitdefender-rescue-cd.iso | bootcd.iso | clonezilla-live-2.2.3-10-amd64.iso | clonezilla-live-2.2.3-10-i486.iso | comodo_rescue_disk.iso | KNOPPIX_V7.2.0CD-2013-06-16-JA-LCR.iso | kx720lcr.lst | liveusb --- Kaspersky 用空ファイル | lubuntu-14.04-desktop-i386.iso | menu.lst | pwhe.iso | redobackup-livecd-1.0.4.iso | rescue-system.iso | SeagateMedia.iso | systemrescuecd-x86-4.2.0.iso | ubuntu-ja-14.04-desktop-amd64.iso | WinPEx86.iso | WinREamd64.iso | WinREx86.iso | WinREx86_vista.iso | +---iso | | | +---bean1204 | | | < ここへisoを展開 > | | | | +---bean1404 | | | < ここへisoを展開 > | | | | | | +---konalinux-2.3_i386 | | | < ここへisoを展開 > | | | | | | +---PandaSafeCD | | | < ここへisoを展開 > | | | | | | +---puppy ディレクトリ | goffice-precise_571.sfs | precise-571JP-mini.iso | puppy_precise_5.7.1JP.sfs | +---rescue | rescue.iso | \------syslinux ディレクトリ grub.exe memdisk syslinux.cfg syslinux.exe SYSLINUX_Install_CurrentDrive.bat
SYSLINUX のインストール 7
1stブートローダーとして SYSLINUX をインストールし、grub.exe をチェインロードしてGRUB for DOSを起動します。
- SYSLINUXのインストール
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syslinux
ディレクトリに置いたSYSLINUX_Install_CurrentDrive.bat
を実行- コマンド
syslinux.exe -ma -d syslinux %~d0
してるだけです
- コマンド
syslinux
ディレクトリに(隠しファイル)ldlinux.sys
(5.x ではldlinux.c32
も)が作成されます
※ バッチはUSBメモリ(リムーバブル デバイス)専用です。USB HD では使えませぬ。すみません。。。
- syslinux.cfg の内容は
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grub.exe
をチェインロードするだけ...DEFAULT grub LABEL grub LINUX /syslinux/grub.exe APPEND --config-file="configfile /menu.lst" PROMPT 0
以上でマルチブートUSBメモリの完成なり。VMware + PLoP Boot Manager なんかでブート確認するのもいとよろし。
オツカリサマー。
いろいろ 8
- Lubuntu 14.04 では NetworkManager アイコンが表示されない模様。メニューの「実行」に
nm-applet
入力で表示されます。
- linuxBean - HDインストール時の注意点
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一応インストール完了&起動できました。だがしかし…
- Live起動時になぜか「設定ウイザード」が起動する
- インストーラー実行後に「インストールの準備」画面が出ない
- GRUB2にLiveブート時のカーネル・パラメータ(コマンドライン・オプション) =
ignore_uuid live-media-path=/iso/bean1404
が引き継がれてしまう
インストール後の修正方法...
$ sudo nano /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
とする$ sudo dpkg-reconfigure grub-pc
を実行
以前はUSBメモリでのisoブートはかなり遅かったように思うのですが、PLoP Boot Manager 経由の確認ではHD程ではないけどかなり速くなってます、Windows 7 の RE も約1分程で起動できました。(※ ま、PCのスペック次第かもしれませんが)
- isoの読み込みがめちゃくちゃ遅いです・・・orz な場合に
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BIOSでUSBメモリがFDモード(大容量FD扱い)となってる場合はかなーり遅くなると思われます。 PE の起動に10分かかったりしました。
こんな場合は、一旦ブートした後に PLoP Boot Manager で再ブートさせると HDモード(HD扱い)に切替えることができます。お困りの際は試しておくれやす。
※ 【注意】DOSブート時はUSBメモリへ書き込みできません。