isoイメージをマルチブートするの巻【その4】HDブート設定編

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【2011.8.26 お詫び】ダウンロードする syslinux.cfg の内容が間違っておりました。訂正してお詫び致します。。。

更新履歴 - 最終更新日 2013.3.6

2013.03.06 Bitdefender,PandaSafeCD 追加、SystemRescueCd, Parted Magic, Clonezilla Live, Slax, Ubuntu, Puppy 更新
2011.10.27 Knoppix 6.7.1 追加、Partition Wizard Bootable CD ファイル名変更
2011.07.14 EASEUS Todo Backup 追加, 3点バージョンアップ
2011.05.29 Partition Wizard Bootable CD のファイル名 pwhe6.iso に変更
2011.03.01 4点新バージョンに入替
2010.09.15 SLAX もisoブート可能でした。なので改訂。
2010.08.25 作成

変更内容
2013.03.06 更新 - 変更内容
  • Bitdefender Rescue CD 追加 (bitdefender-rescue-cd.iso)
  • PandaSafeCD 追加 (PandaSafeCD.iso)
  • SystemRescueCd - 2.2.0 3.4.1 (systemrescuecd-x86-3.4.1.iso )
  • Slax - 6.1.2-2 Porteus v1.1 (porteus-ja-v1.1-i486-2.iso)
  • Puppy - 4.3.1 lupu-528 (lupu-528JP-mini.iso)
  • Parted Magic - 6.3 2013_01_29
    • pmagic_2013_01_29.iso
    • pmagic_2013_01_29_i586.iso
  • Clonezilla Live - 1.2.8-46 2.1.0-26
    • clonezilla-live-2.1.0-26-amd64.iso
    • clonezilla-live-2.1.0-26-i486
  • Ubuntu - 10.10 11.10, 12.10
    • ubuntu-ja-11.10-desktop-i386.iso
    • ubuntu-ja-12.10-desktop-i386.iso
2011.10.27 更新 - 変更内容
  • Knoppix 6.7.1 追加 (KNOPPIX_V6.7.1CD-2011-09-14-JP.iso)
  • Partition Wizard Bootable CD - pwhe6.iso pwhe7.iso
2011.7.14 更新 - 変更内容
  • SystemRescueCd - 2.0.1 2.2.0 (systemrescuecd-x86-2.2.0.iso)
  • Parted Magic 5.10 6.3 (pmagic-6.3.iso)
  • Clonezilla Live - 1.2.6-59-i686 1.2.8-46-i686 (clonezilla-live-1.2.8-46-i686.iso)
  • EASEUS Todo Backup 追加 - Emergencydisk.iso, Todo_Backup_WINPE.iso
  • Super Grub Disk ファイル名変更 - super_grub_disk_hybrid.iso, super_grub_disk.img
  • EASEUS Disk Copy ファイル名変更 - Disk_Copy_Image.iso
2011.5.29 更新 - 変更内容
  • Partition Wizard Bootable CD - pwhe52.iso pwhe6.iso
2011.3.1 更新 - 変更内容
  • Clonezilla Live - 1.2.5-35-i686 1.2.6-59-i686
  • SystemRescueCd - 1.5.8 2.0.1
  • Ubuntu Desktop CD - 10.04 10.10
  • Parted Magic - 5.3 5.10

これってなに? 3

【その1】準備編の続きであります。HDに入れるであります。ブートローダを除けば【その3】マルチブートUSBメモリ作成編と基本的な内容はおんなじでごじゃります。

ちなみに、ココで設定しているモノは下記の通り。すべてで 9 GB 程ナリ。必要なものを選択してクダサレ。

isoのダウンロード先や、ファイル名、一部のisoの編集方法など 【その1】準備編 をお読み願いたいデス。

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GRUB for DOS の起動方法 4

さて、isoブートするには GRUB for DOS の起動が必要なわけですが、どうしませうか。「Windows ブートマネジャーからチェインロード」が便利なのでオススメですが、Windows イジるのが嫌な場合もあるでせうし。

  1. Windows ブートマネジャーからチェインロード
  2. 起動CD
  3. 起動FD
  4. ネットワークブート
  5. GRUB からチェインロード
  6. GRUB2 からチェインロード
  7. USB HD へ直接インストール

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Windows ブートマネジャーからチェインロード

ダウンロード
NTLDR / BOOTMGR に登録

下記ページをご参照下され。

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起動CD

ダウンロード

CDRtoolsバイナリ は入手不可となってるので(archive.org にはあるけど)下記に変更。

iso作成
  • ファイルの配置
作業ディレクトリ
|   grldr
|   menu.lst
|
+---makeiso ディレクトリ
        cygwin1.dll
        make_iso.bat
        mkisofs.exe
  1. 作業ディレクトリの makeiso ディレクトリに置いた make_iso.bat を実行
  2. 一つ上のディレクトリ、例えば CDルートが D:\MultiISO なら D:\MultiISO.iso が作成されます

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起動FD

ダウンロード
FD作成
  1. rawwritewin.exe 実行
  2. 0.4.2 の fat12grldr.img をFDへ書き込む
  3. 0.4.4 の grldr, menu.lst を上書きコピー
  4. ファイル default は削除

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ネットワークブート

ダウンロード
ファイルの配置
TFTPルート
|   menu.lst
|   pxelinux.0
|   tftpd32.chm
|   tftpd32.exe
|   tftpd32.ini
|
+---pxelinux.cfg ディレクトリ
|       default
|
+---syslinux ディレクトリ
        grub.exe

サーバ設定

下記ページをご参照下され。

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GRUB からチェインロード

ダウンロード
/boot/grub/menu.lst に追記
  1. grub.exe, menu.lst を任意のパーティションのルートにコピー
  2. /boot/grub/menu.lst を編集
    • root (hd0,2) などとしてパーティション指定
  • /boot/grub/menu.lst
title GRUB for DOS
root (hdx,x)
kernel /grub.exe --config-file="find --set-root /menu.lst;configfile /menu.lst"

編集後、update-grub コマンドなどの実行が必要かもしれません。

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GRUB2 からチェインロード

ダウンロード
Ubuntu 10.04 の例
  1. grub.exe, menu.lst を任意のパーティションのルートにコピー
  2. /etc/grub.d/40_custom を編集
    • grub.exe を検索して root に設定
    • または set root=(hd0,2) などとしてパーティション指定
  3. update-grub コマンド実行
  • /etc/grub.d/40_custom に追記 - /dev/sda2, ext4 の例
menuentry "GRUB for DOS" {
insmod ext2
search --file --set=root /grub.exe
linux /grub.exe
}

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USB HD へ直接インストール

【注意】2TiB超のHDや AFT(BigSector 4KiBセクタ)、GPTディスクなどでは確認してないのでできない場合があるかも。

※ MBRを弄ってもよいのか、ユーティリティ・ソフトがインストールされてないかとかきっちり確認してから実行するべし。

!くれぐれも間違って内蔵HDへやっちゃわないようにご注意!

念のために dd コマンドなどで MBR/ブートセクタのバックアップをおすすめします。True Image などのイメージバックアップソフトでHD丸ごとのバックアップをしておけばさらに安心かな。

ダウンロード

フォーマットがFAT32なら SYSLINUX + grub.exe で

【注意】SYSLINUX 4.06 でNTFSへのインストールも可能になってるのですが・・・あまり確認してないのです。すみません。。。

ドライブルート
|
|   menu.lst
|
+---syslinux ディレクトリ
        grub.exe
        syslinux.cfg

コマンド プロンプトで SYSLINUX のインストール(※ Vista/7 では「管理者として実行」)

 syslinux.exe -f ドライブ文字:
 syslinux.exe -ma -f ドライブ文字:

フォーマットが NTFS なら grubinst.exe (grubinst_gui.exe)

ドライブルート
|
|   grldr
|   menu.lst

Vista/7 では「管理者として実行」

Grub4DOS Toolbox ではバックアップ・復元が可能でしたが、「No GRLDR」で起動しませんでした。grubinst_gui.exe はバックアップ機能はないけど起動おkでした。

Windows 上では grubinst.exe(GUI版の grubinst_gui.exe も含まれてる)が簡単です。私は NTFSなUSB HD へ入れましたが問題なしです。但し、くれぐれも 間違って内蔵HDにやっちゃわないように注意

Linux 上で実行した方が確実かもしれませんが...。

【Disk】の指定を間違わない様に注意!

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ファイルの配置 5

DVD編/USBメモリ編と全く同じ。GRUB for DOS はNTFSもext4も読めるのでパーティションのフォーマットはなんでも。isoは検索するのでパーティションルートならどこでも。

Knoppix 6.7.1, Ubuntu 11.10, 12.10 ブートメニュー用設定ファイル
※ memdisk は SYSLINUX ファイルから取り出し

※ 必須ではないです。

パーティション・ルート
|
|   AcronisMedia.iso
|   avg.iso
|   bitdefender-rescue-cd.iso
|   bootcd.iso
|   clonezilla-live-2.1.0-26-amd64.iso
|   clonezilla-live-2.1.0-26-i486.iso
|   Emergencydisk.iso
|   KNOPPIX_V6.7.1CD-2011-09-14-JP.iso
|   kx671lcr.lst
|   liveusb        --- Kaspersky 用空ファイル
|   menu.lst
|   pmagic_2013_01_29.iso
|   pmagic_2013_01_29_i586.iso
|   porteus-ja-v1.1-i486-2.iso
|   pwhe7.iso
|   SeagateMedia.iso
|   systemrescuecd-x86-3.4.1.iso
|   Todo_Backup_WINPE.iso
|   ubuntu1110jp.lst
|   ubuntu1210jp.lst
|   ubuntu-ja-11.10-desktop-i386.iso
|   ubuntu-ja-12.10-desktop-i386.iso
|   WinPEx86.iso
|   WinREamd64.iso
|   WinREx86.iso
|   WinREx86_vista.iso
|
+---CDlinux
|       CDlinux-0.9.3.iso
|
+---KNOPPIX
|   |   <省略>
|   |   knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520-mini.iso
|   |   <省略>
|
+---live ディレクトリ
|       filesystem.squashfs
|
+---panda ディレクトリ
|       PandaSafeCD-mini.iso
|
+---puppy
|       pup-431JP-mini.iso
|       pup-431JP.sfs
|       zp431305.sfs
|
+---rescue
|       rescue.iso
|
\------ (syslinux) ディレクトリ
       (memdisk)

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isoファイルの断片化 6

HD上のisoファイルが断片化していると、GRUB for DOS で Direct Mapping に失敗します。 Direct Mapping に失敗しても Indirect Mapping (メモリへすべて読み込み)ならほぼOKなのですが、その分のメモリが余分に必要となってしまうため、ファイルの断片化は解消しておいた方がいいと考えます。

断片化チェック、及びデフラグは下記ソフトが便利です。

個別ファイルを指定してチェック

ドライブ丸ごと、断片化ファイルのリストアップが可能

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サブディレクトリに保存 7

※ きっちり起動確認をしてないので間違いあるかも。ご容赦をば。

「ドライブのルートにファイルいっぱいなんて not エレガント!」という マニアック 几帳面な貴男貴女に。(ワシモナーw)

※ Kaspersky 及び “ミニ” iso 形式のもの (KNOPPIX 5.3.1, Puppy) は移動の仕方がわかりません。 orz

|           
+---iso
|   |   AcronisMedia.iso
|   |   avg.iso
|   |   bitdefender-rescue-cd.iso
|   |   bootcd.iso
|   |   CDlinux-0.9.3.iso
|   |   clonezilla-live-2.1.0-26-amd64.iso
|   |   clonezilla-live-2.1.0-26-i486.iso
|   |   Emergencydisk.iso
|   |   KNOPPIX_V6.7.1CD-2011-09-14-JP.iso
|   |   kx671lcr.lst
|   |   pmagic_2013_01_29.iso
|   |   pmagic_2013_01_29_i586.iso
|   |   porteus-ja-v1.1-i486-2.iso
|   |   pwhe7.iso
|   |   SeagateMedia.iso
|   |   systemrescuecd-x86-3.4.1.iso
|   |   Todo_Backup_WINPE.iso
|   |   ubuntu1110jp.lst
|   |   ubuntu1210jp.lst
|   |   ubuntu-ja-11.10-desktop-i386.iso
|   |   ubuntu-ja-12.10-desktop-i386.iso
|   |   WinPEx86.iso
|   |   WinREamd64.iso
|   |   WinREx86.iso
|   |   WinREx86_vista.iso
|   |   
|   +---panda
|   |   |   PandaSafeCD-mini.iso
|   |   |   
|   |   \---live
|   |           filesystem.squashfs
|   |           
------------------------------------
|   |   goffice-lupu-528JP.sfs --- Puppy Linux のファイル
|   |   lupu_528.sfs
|   |   lupu-528JP-mini.iso
|   |   seamonkey-2.11-ja-1.sfs
|   |
|   |
|   \---tools ディレクトリ
|

menu.lst のファイルパスを変更しませう。

isoをリメイク

UltraISOで設定ファイルを置換。

  • CDlinux-0.9.3
    • オプション CDL_IMG=CDlinux-0.9.3.iso CDL_DIR=iso 追記
    • 編集済ファイル : CDlinux-0.9.3_iso_dir_menu.lst
    • iso内 /CDlinux/boot/menu.lst として置換
  • Parted Magic 2013_01_29_i586
  • Parted Magic 2013_01_29
  • PandaSafeCD
    • オプション live-media-path=/iso/panda/live 追記
    • 編集済ファイル : PandaSafeCD_iso_dir_live.cfg
    • iso内 /isolinux/live.cfg として置換

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いろいろ 8

やっぱ、DVD/USBメモリに比べ起動が早いーですね。Windows RE なんて10秒ですよアンタ!

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Written by yassy