【注意】ここは 2013.3.6 版の古いページです!
- 【その1】準備編
- 【その2】マルチブートDVD(CD) 作成編
- 【その3】マルチブートUSBメモリ作成編
- 【その4】HDブート設定編
- 【その5】PXEネットワークブートサーバ構築編 ← 今ココ
- 更新履歴 - 最終更新日 2013.3.6
-
2013.03.06 ブートローダを PXELINUX に変更、gPXE 設定追加、SystemRescueCd, Parted Magic, Clonezilla Live 更新
2011.10.27 Knoppix 6.7.1 追加、Partition Wizard Bootable CD ファイル名変更
2011.07.14 EASEUS Todo Backup 追加, 3点バージョンアップ
2011.05.29 Partition Wizard Bootable CD のファイル名 pwhe6.iso に変更
2011.03.01 4点新バージョンに入替
2010.09.15 SLAX もisoブート可能でした。なので改訂。
2010.08.25 作成
- 変更内容
-
- 2013.03.06 更新 - 変更内容
-
- SystemRescueCd - 2.2.0 → 3.4.1 (
systemrescuecd-x86-3.4.1-mini-pxe.iso
) - Parted Magic - 6.3 → 2013_01_29
pmagic_2013_01_29.iso
pmagic_2013_01_29_i586.iso
- Clonezilla Live - 1.2.8-46 → 2.1.0-26
clonezilla-live-2.1.0-26-amd64-mini-pxe.iso
clonezilla-live-2.1.0-26-i486-mini-pxe
- SystemRescueCd - 2.2.0 → 3.4.1 (
- 2011.10.27 更新 - 変更内容
-
- Partition Wizard Bootable CD - pwhe6.iso → pwhe7.iso
- 2011.7.14 更新 - 変更内容
-
- SystemRescueCd - 2.0.1 → 2.2.0 (
systemrescuecd-x86-2.2.0-mini-pxe.iso
) - Parted Magic 5.10 → 6.3 (
pmagic-6.3.iso
) - Clonezilla Live - 1.2.6-59-i686 → 1.2.8-46-i686 (
clonezilla-live-1.2.8-46-i686-mini-pxe.iso
) - EASEUS Todo Backup 追加 - Emergencydisk.iso, Todo_Backup_WINPE.iso
- Super Grub Disk ファイル名変更 -
super_grub_disk_hybrid.iso
,super_grub_disk.img
- EASEUS Disk Copy ファイル名変更 -
Disk_Copy_Image.iso
- SystemRescueCd - 2.0.1 → 2.2.0 (
- 2011.5.29 更新 - 変更内容
-
- Partition Wizard Bootable CD - pwhe52.iso → pwhe6.iso
- 2011.3.1 更新 - 変更内容
-
- Clonezilla Live - 1.2.5-35-i686 → 1.2.6-59-i686
- SystemRescueCd - 1.5.8 → 2.0.1
- Ubuntu Desktop CD - 10.04 → 10.10
- Parted Magic - 5.3 → 5.10
これってなに? 3
【その1】準備編の続きであります。ネットワークブートしてサーバ上のisoイメージから起動させる試みでgozaru 。
ネットワークブートならCDもUSBメモリも不要ゆえ経済的に(?)オトクであると愚考致す。なれど、基本的にはサーバからダウンロードしての起動となるゆえ、オンメモリ起動のものなどそのままで起動可能なものもあれど、CD/USBメモリと同様とは行かぬことは残念至極なり。
メモリ (RAM) が少ないと起動失敗することあったり、ほげほげと試行錯誤中.....
- PXEネットワークブートとはなんぞや?
-
さぁ何でしょう?(説明できるほどわかってません...滝汗)。とりあえず、DHCP/TFTPサーバでPXEネットワークブート用サーバを稼動できます。Windows では TFTPD32 を使うと簡単です。
- Preboot Execution Environment - Wikipedia
- PXELINUX - Syslinux Wiki
- @IT:PXEネットワークブート用サーバを構築するには
- 拙作めも :
さらにわかってませんが gPXE (iPXE) ではHTTPサーバからのブートが可能になります。
尚、ココで設定しているモノは下記の通り。必要なものを選択してクダサレ。すべてで 3 GB 程でした。
isoのダウンロード先や、ファイル名、一部のisoの編集方法など 【その1】準備編 をお読み願いたいデス。
- Windows PE / RE
- バックアップ・リカバリー
- Linux LiveCD
- ウイルススキャン LiveCD
- パーティショニング・ツール LiveCD
基本的にisoを丸ごとメモリ (RAM) にロード(ダウンロード)してから起動するので、メニューで選択してブート画面が出るまで多少時間がかかります。
- isoのリメイク
-
下記3点は(ルートイメージの)TFTPダウンロードに対応してるのでisoのリメイクでなんとか対応できました。
設定ファイル置換& “ミニ” iso 作成。SystemRescueCd は約 96 MB、Clonezilla は約 25 MB のisoをロードしてからブート画面が出ます。
- Clonezilla は不安定?
-
ウチの環境ではTFTPD32使用では、ルーターのDHCPサーバ機能を有効にしないと起動できません(※ IP-Config で止まってしまう)。Linuxサーバでは問題ないのですけど。Parted Magic にも日本語版が入ってるのでこっちがだめならそっちで。
- KNOPPIX InetBoot
-
2008年リリースなので、古いPC向けですが・・・
KNOPPIX 5.3.1 Remaster 版はHTTPサーバのisoイメージからの起動が可能です。HTTPサーバが必要ですが Windows でも簡単に設定できました。RAM 256 MB で起動可能です。
ページ先頭 U
PXELINUX MEMDISK 4
GRUB for DOS ではなく、PXELINUX (SYSLINUX) + MEMDISK に変更しましたです。
※ SYSLINUX のバージョンは 5.01 での確認です。
GRUB for DOS でもisoブートは可能なのですが、ネットワークブートに関してはこちらの方が利便性が高いかなぁと。
- PXELINUX は http サーバからのダウンロードが可能なので TFTP に比べダウンロードが格段に速くなる
- GRUB for DOS の利点として Direct Mapping 機能があるが、ネットワークブートでは不可
- 他のブートストラップのチェインロードが割とカンタン
逆に欠点として、GRUB for DOS の様にisoのマウント後に kernel パラメータなどの個別オプション指定はできません。なので GRUB for DOS のチェインロードも可能に設定しとくであります。
ページ先頭 U
ダウンロード 5
TFTPルート | gpxelinux.0 | ldlinux.c32 | libutil.c32 | menu.lst | pxelinux.0 | tftpd32.chm | tftpd32.exe (or tftpd64.exe) | tftpd32.ini | +---pxelinux.cfg ディレクトリ | default | pxe_menu.cfg | pxe_menu2.cfg | +---syslinux ディレクトリ | grub.exe | memdisk | menu.c32 |
- SYSLINUX(※ 最新のzip版をダウンロード)
- Index of /pub/linux/kernel.org/utils/boot/syslinux
- 必要ファイル :
\core\pxelinux.0
- 必要ファイル :
\gpxe\gpxelinux.0
- 必要ファイル :
\com32\elflink\ldlinux\ldlinux.c32
(SYSLINUX 5.x 以降では必須) - 必要ファイル :
\com32\libutil\libutil.c32
(SYSLINUX 5.x 以降で menu.c32 使うには必須) - 必要ファイル :
\com32\menu\menu.c32
(メニュー用) - 必要ファイル :
\memdisk\memdisk
(ファイル - img, iso 読み込み用)
- GRUB for DOS (
grub4dos-0.4.4.zip
) をダウンロード- Browse GRUB4DOS and WINGRUB Files on SourceForge.net
- 必要ファイル :
grub.exe
- PXELINUX 設定ファイル : default
- PXELINUX 設定ファイル : pxe_menu-20130313.cfg
- PXELINUX 設定ファイル : pxe_menu2-20130313.cfg
- GRUB for DOS PXEブート用 : menu.lst menu_pxe-20130305.lst
menu.lst
にリネーム
- Windows用 DHCP/TFTPサーバ (TFTPD32/TFTPD64)
-
64ビット版 Windows では tftpd64.exe でないとだめになった模様。
tftpd32 standard edition (zip)
ortftpd64 standard edition (zip)
をダウンロード- TFTP server
- 必要ファイル :
tftpd32.chm
,tftpd32.exe
(ortftpd64.exe
),tftpd32.ini
下記isoはそのままルートへ
- Windows PE / RE
- True Image WD Edition
- DiscWizard | Seagate
- EASEUS Todo Backup
- Paragon Backup & Recovery
- Parted Magic 2013_01_29
- Parted Magic 2013_01_29_i586
- AVG Rescue CD
- Partition Wizard Bootable CD
TFTPルート | | AcronisMedia.iso | avg.iso | bootcd.iso | Emergencydisk.iso | gpxelinux.0 | menu.lst | ldlinux.c32 | libutil.c32 | pmagic_2013_01_29.iso | pmagic_2013_01_29_i586.iso | pwhe7.iso | pxelinux.0 | SeagateMedia.iso | tftpd32.chm | tftpd32.exe (or tftpd64.exe) | tftpd32.ini | Todo_Backup_WINPE.iso | WinPEx86.iso | WinREamd64.iso | WinREx86.iso | WinREx86_vista.iso | +---pxelinux.cfg ディレクトリ | default | pxe_menu.cfg | pxe_menu2.cfg | +---syslinux ディレクトリ | grub.exe | memdisk | menu.c32 |
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ネットブート用にisoをリメイク 6
下記3点はルートイメージをTFTPダウンロードして起動することが可能です。なのでこんな風にしてみました。
- オプションを追記した設定ファイル作成
- iso内のファイルと置換
- ルートイメージ抜き出し
- “ミニ” iso 作成
※ 但し、サーバのIPアドレスは環境により違いますから編集する必要ありです。(※ iso起動時にブートメニューから訂正も可能ですけど)
- SystemRescueCd 3.4.1
-
※ IPアドレス部分を自PCに合わせて編集してクダサイ。
- 追加オプション
netboot=tftp://192.168.11.8/sysres34/sysrcd.dat
netboot=http://192.168.11.8/sysres34/sysrcd.dat
- 追記済みファイル : systemrescuecd-x86-3.4.1-mini-pxe_isolinux.cfg
- http版 : systemrescuecd-x86-3.4.1-mini-pxe_http.cfg
(ルート) | \---sysres34 ディレクトリ sysrcd.dat sysrcd.md5 systemrescuecd-x86-3.4.1-mini-pxe.iso
- UltraISO で “ミニ” iso 作成
-
※ 何度か試行錯誤しないとだめかも?私は何度か上書き保存したらできました。
- syslinux-4.06.zip をダウンロード → 必要ファイル
\core\isolinux.bin
sysres34
ディレクトリ作成- isoをUltraISOで開く
- iso内の
sysrcd.dat
,sysrcd.md5
をsysres34
ディレクトリへ取り込み - iso内から
sysrcd.dat
,sysrcd.md5
削除 - 【名前を付けて保存】
sysres34
ディレクトリへ、ファイル名はsystemrescuecd-x86-3.4.1-mini-pxe.iso
とする - 再度開き、
isolinux.cfg
をisolinux2.cfg
などにリネーム - 上記2ファイルを
/isolinux
に追加 - それぞれ
isolinux.cfg
,http.cfg
にリネーム - 【ブート情報のクリア】
isolinux.bin
削除4.06 の isolinux.bin
追加isolinux.bin
を右クリックして【ブートファイルの設定】- 上書き保存
- syslinux-4.06.zip をダウンロード → 必要ファイル
- 追加オプション
- Clonezilla Live 2.1.0-26 (amd64, i486)
-
※ IPアドレス部分を自PCに合わせて編集してクダサイ。
- 追加オプション amd64
fetch=tftp://192.168.11.8/live_amd64/filesystem.squashfs
fetch=http://192.168.11.8/live_amd64/filesystem.squashfs
- 追記済みファイル : clonezilla-live-2.1.0-26-amd64-mini-pxe_isolinux.cfg
- http版 : clonezilla-live-2.1.0-26-amd64-mini-pxe_http.cfg
- 追加オプション i486
fetch=tftp://192.168.11.8/live_i486/filesystem.squashfs
fetch=http://192.168.11.8/live_i486/filesystem.squashfs
- 追記済みファイル : clonezilla-live-2.1.0-26-i486-mini-pxe_isolinux.cfg
- http版 : clonezilla-live-2.1.0-26-i486-mini-pxe_http.cfg
(ルート) | +---live_amd64 ディレクトリ | clonezilla-live-2.1.0-26-amd64-mini-pxe.iso | filesystem.squashfs +---live_i486 ディレクトリ | clonezilla-live-2.1.0-26-i486-mini-pxe.iso | filesystem.squashfs
- UltraISO で “ミニ” iso 作成
-
live_amd64
(live_i486
) ディレクトリ作成- isoをUltraISOで開く
- iso内の
/live/filesystem.squashfs
をlive_amd64
ディレクトリへ取り込み - iso内から
filesystem.squashfs
削除 isolinux.cfg
をisolinux2.cfg
などにリネーム- 上記2ファイルを
/isolinux
に追加 - それぞれ、
isolinux.cfg
,http.cfg
にリネーム - 【名前を付けて保存】ファイル名は
clonezilla-live-2.1.0-26-amd64-mini-pxe.iso
とする - isoを
live_amd64
(live_i486
) ディレクトリへ保存
i486 版も同様で。
- 追加オプション amd64
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KNOPPIX InetBoot 7
2008年リリースなので、古いPC向けですが・・・
※ http サーバが必要です。
HTTPサーバを設定すれば KNOPPIX 5.3.1 の起動が可能です。
HTTPサーバ上のisoをメモリにロードはせず、マウントして起動します。メモリ (RAM) は256MB以上で起動可能でした。
InetBoot (netfs) カーネル、及び KNOPPIX 5.3.1 Remaster 版をダウンロード
linux
,minirt.gz
-
knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520.iso
TFTPルート | | <中略> | knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520.iso | <中略> | +---inetboot ディレクトリ | linux | minirt.gz | <中略>
- 設定例
LABEL netfsboot LINUX /inetboot/linux INITRD /inetboot/minirt.gz APPEND netdir=http://192.168.11.8/knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520.iso type=knoppix ramdisk_size=100000 lang=ja no3d
※ 但し、サーバのIPアドレスは環境により違いますから編集してください。(※ 起動時に訂正も可能ですけど)
ページ先頭 U
ファイルの配置 8
TFTPルート
|
| AcronisMedia.iso
| avg.iso
| bootcd.iso
| Emergencydisk.iso
| gpxelinux.0
| knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520.iso
| menu.lst
| ldlinux.c32
| libutil.c32
| pmagic_2013_01_29.iso
| pmagic_2013_01_29_i586.iso
| pwhe7.iso
| pxelinux.0
| SeagateMedia.iso
| tftpd32.chm
| tftpd32.exe or tftpd64.exe
| tftpd32.ini
| Todo_Backup_WINPE.iso
| WinPEx86.iso
| WinREamd64.iso
| WinREx86.iso
| WinREx86_vista.iso
|
+---inetboot ディレクトリ
| linux
| minirt.gz
|
+---live_amd64 ディレクトリ
| clonezilla-live-2.1.0-26-amd64-mini-pxe.iso
| filesystem.squashfs
|
+---live_i486 ディレクトリ
| clonezilla-live-2.1.0-26-i486-mini-pxe.iso
| filesystem.squashfs
|
+---pxelinux.cfg ディレクトリ
| default
| pxe_menu.cfg
| pxe_menu2.cfg
|
+---syslinux ディレクトリ
| grub.exe
| memdisk
| menu.c32
|
\---sysres34 ディレクトリ
sysrcd.dat
sysrcd.md5
systemrescuecd-x86-3.4.1-mini-pxe.iso
ページ先頭 U
DHCP/TFTPサーバの設定 9
PXELINUX でブートします。下記は初歩的基本的安全的(何)設定です。
- PXELINUX の設定ファイル
-
pxelinux.cfg/default
の内容はこれだけ。別のメニュー用ファイル (pxe_menu.cfg
) をロードさせます。INCLUDE /pxelinux.cfg/pxe_menu.cfg
- TFTPD32 の設定
-
TFTPD32を起動 →「Settings」ボタンを押してサーバー設定。
- GLOBAL タブで下記にチェック
TFTP Server
DHCP Server
- TFTP タブで下記をチェック
- 【Base Directory】確認 - ドット (
.
) または フルパス - 【PXE Compatibility】
- 【Translate Unix file names】
- 【Allow '\' As virtual root】
- 【Base Directory】確認 - ドット (
【追記】ウチの環境では、Clonezilla Live のみ【Option negotiation】オン + ルータのDHCPサービス有効にしないと起動不可でした。
- IPアドレスなど確認
-
コマンド プロンプトから
ipconfig /all
で自PCのIPアドレスなどを確認。C:\Users\yassy>ipconfig /all < 途中略 > イーサネット アダプター ローカル エリア接続: 接続固有の DNS サフィックス . . . : 説明. . . . . . . . . . . . . . . : Realtek PCIe GBE Family Controller 物理アドレス. . . . . . . . . . . : A0-<略> DHCP 有効 . . . . . . . . . . . . : いいえ 自動構成有効. . . . . . . . . . . : はい リンクローカル IPv6 アドレス. . . . : <略>(優先) IPv4 アドレス . . . . . . . . . . : 192.168.11.8(優先) サブネット マスク . . . . . . . . : 255.255.255.0 デフォルト ゲートウェイ . . . . . : 192.168.11.1 DHCPv6 IAID . . . . . . . . . . . : 245412812 DHCPv6 クライアント DUID. . . . . . . . : 00-01-<略> DNS サーバー. . . . . . . . . . . : 192.168.11.1 8.8.8.8 NetBIOS over TCP/IP . . . . . . . : 有効
- XPのばやいは英語だったり...
C:\Documents and Settings\yassy>ipconfig /all < 途中略 > Ethernet adapter ワイヤレス ネットワーク接続 10: Connection-specific DNS Suffix . : Description . . . . . . . . . . . : BUFFALO WLI-UC-AG300N Wireless LAN A dapter Physical Address. . . . . . . . . : 4C-<略> Dhcp Enabled. . . . . . . . . . . : No IP Address. . . . . . . . . . . . : 192.168.11.5 Subnet Mask . . . . . . . . . . . : 255.255.255.0 Default Gateway . . . . . . . . . : 192.168.11.1 DNS Servers . . . . . . . . . . . : 192.168.11.1 8.8.8.8
DHCP タブからDHCPサーバを(IPCONFIGコマンドで確認。環境に合わせて)設定
- DHCP タブ
- 【IP pool starting address】 - 割り当て用(開始)IPアドレス
- PCのアドレスが
192.168.11.x
とかなら、とりあえず192.168.11.200
とかに(重複しないように!)
- PCのアドレスが
- 【Size of pool】 - アドレスを割り当てる台数
- 【Boot File】に pxelinux.0 を指定
- 【Mask】(サブネットマスク)はたいていは
255.255.255.0
でいけるかと
- 【IP pool starting address】 - 割り当て用(開始)IPアドレス
インターネットに繋ぐ場合は下記も設定します。
- 【WINS/DNS Server】 - DNSサーバアドレス(ルーター or プロバイダのDNSサーバ)
- 【Default router】 - ゲートウェイ(ルーター)アドレス
- 【Domain Name】 - ドメイン(workgroup)名。Windowsネットワークを使うなら指定(無指定でも使える)
尚、あくまで原則としては、TFTPD32起動中はルーターのDHCPサーバ機能はオフにするべきなのですが、Clonezilla など逆にオンにしておかないと起動できないこともあるので注意しときませう。
- GLOBAL タブで下記にチェック
ページ先頭 U
gPXE チェインロード
httpサーバが必要になりますが、ダウンロードが格段に速くなります。速くしたいお方はトライしてみてクダサイ。
- メインメニュー
- サブメニュー
- gpxelinux.0
-
通常はTFTPですが、ファイル名を
http://.../ファイル名
で指定すると http サーバからダウンロード可能になります。安定してますがURL指定が少し面倒かも。
- .pxe, .kpxe, .kkpxe
-
通常のダウンロードが http サーバからとなります。
URL指定不要で楽なのですが環境次第でどの選択が最善なのか試行錯誤が必要かも。
.pxe, .kpxe, .kkpxe
ファイルの作成方法など下記拙作ページご笑覧あれ- 拙作めも :
pxelinux.cfg
ディレクトリにコピー。+---pxelinux.cfg | default | gpxe.kkpxe | gpxe.kpxe | gpxe.pxe | pxe_menu.cfg | pxe_menu2.cfg | undionly.kkpxe | undionly.kpxe |
- メニュー内容 -
pxe_menu.cfg
##### chainload other boot strap ##### MENU BEGIN + >> chainload gPXE boot strap ######### LABEL gpxe_pxe MENU LABEL chainload gpxe.pxe PXE /pxelinux.cfg/gpxe.pxe LABEL gpxe_kpxe MENU LABEL chainload gpxe.kpxe PXE /pxelinux.cfg/gpxe.kpxe LABEL gpxe_kkpxe MENU LABEL chainload gpxe.kkpxe PXE /pxelinux.cfg/gpxe.kkpxe LABEL gpxe_undionly_kpxe MENU LABEL chainload undionly.kpxe PXE /pxelinux.cfg/undionly.kpxe LABEL gpxe_undionly_kkpxe MENU LABEL chainload undionly.kkpxe PXE /pxelinux.cfg/undionly.kkpxe LABEL gpxelinux MENU LABEL chain gpxelinux.0 PXE /gpxelinux.0
- Menu2 - load http URL (gpxelinux.0)
-
gpxelinux.0 をロード後は
http://.../ファイル名
指定で http サーバからのダウンロードが可能になります。Menu2(
pxe_menu2.cfg
)では一応http指定(ウチのアドレスw)してありますが、IPアドレス部分は自PCのソレに置換してくだされ
ページ先頭 U
http サーバ
古いソフトですが、Windows で 家庭内LAN内のネットワークブート専用で使うにはお手軽です。
- AN HTTPD Home Page
httpd142p.zip
をダウンロード
- httpd.exe を実行
- メニュー【オプション】【一般】でisoのあるディレクトリを「ドキュメントルート」に指定
ページ先頭 U
スクリーンショット
- メインメニュー
- Menu2
- サブメニュー
- GRUB for DOS
- SystetemRescueCd 3.4.1 (TFTP /HTTP)
- Clonezilla Live 2.1.0-26-amd64 (TFTP /HTTP)
ページ先頭 U
いろいろ
- TFTP のオプション設定
-
httpサーバ程ではないと思いますが、オプション設定でまぁまぁ速くなることも多いです。但し、対応していない場合(起動しない)もあるので諸刃の剣ではありますが・・・。
- TFTPタブで【
PXE Compatibility
】ではなく【Option negotiation
】にチェックで2倍程速くなったり - 【
Use anticipation window of
】に 4096, 8192 などを指定すると数倍速くなることも
- TFTPタブで【
- ネットワークブート用起動ディスク
-
ネットワークブートに対応していない古いPCでもNICが内蔵(or 増設PCIカード)なら起動ディスクからのブートが可能と思われます。
FD/CDイメージ、Linux kernel などダウンロードできます。
DVDは作成・編集がメンドクサ、USBメモリはブート対応していないこともある。その点ネットワークなら(対応してれば)ケーブル1本接続のみでいいので楽ですけど、基本的にダウンロードしてからの起動となるので大きなサイズのisoでは nfs ルートやHTTPマウントできないと苦しいかも。
う〜ん、TFTP だけでは限界ありますね。サーバが Linux なら nfs ルートとか設定したらいいんですけど。httpfs が簡単にできるようになったらいいのになぁ、ってスキルのない自分に言い訳してみたり。(w
ルートイメージのみ(あるいはisoそのまま)USBメモリに保存しておき、「“ミニ” iso」方式でブートするとかでもいいかも。
ページ先頭 U