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私的「DOS起動ディスク」めも(未整理)

はてなブックマーク

2007.4.17 書き出したら切りがありません(orz)。絶賛校正しまくり中...

2010.9.3 Winnt.exe 実行時のスクリーン・ショット を追記
2010.9.3 Winnt.exe を追記改訂
最終更新日 2010.9.11

「いまどきDOSなんて」とか言われそうですが、CDドライブの使えない環境などで Windows XP インストール時などには大変役に立ちます。また、GhostDrive ImageなどのDOSプログラムもまだまだ現役で使用されてる方も多いかと。手間はかかるけどCD/FDともない場合でもネットワークブートでインストールも可能だったりします。

あっと、最近の大容量なハードディスクには対応していないとか、デバイスの構成次第では起動さえもできないなんてこともあるのでご注意。DOSのFDISKはBigDrive(137GB or 128GB 超)を扱えないとかなんで、パーティション操作など危険を伴う操作に関しては、Windows絡みのツールやLiveCDなどを使う方がいいでしょうね(安全性/機能を考えたらやっぱ市販ソフトが段違いによかったりしますですけど./)。

というわけでDOSド素人のあやしい覚書。筆者は「コンベンショナル メモリってなに?」レベルなのでレベル低いです。特に config.sys の内容なんかはかなり“ぁゃぃ”かもしれません(汗)。ご了承をば...

便利なツール

RawWrite for Windows

ディスクイメージをFDへ書き込み、FDからイメージの作成が可能。

Virtual Floppy Drive

Windows NT / 2000 / XP 用仮想FDドライブです。ディスクイメージをマウントして編集、ディスクイメージの作成が可能。FDドライブがない場合や「FDは遅いからイヤ!」な際に(仮想ドライブなのでコピー操作などめちゃ早いです)。2.88MBイメージもOK。

Universal Extractor

FDイメージのファイルへの展開が可能です。UniExtract Binary Archive はインストール不要で使えます。

UltraISO

FDやisoイメージファイルの展開、イメージファイルからファイル抽出が可能。イメージを直接編集できたり。(※ 体験版は作成できるイメージファイル容量が300MB以下に制限されます。)

関連付けすればWクリックでイメージの内容を確認できるので便利です。

mkbt.exe

ブートセクタのコピー/保存が可能です。2.88MBイメージ作成時などに利用してます。

キーボード配列について

キーボード関連の設定をしていない場合、配列がus仕様となるので、違いを覚えておいた方がいいかと。

配列の違い
記号名 JP106 US
バックスラッシュ \(\) ] (む)
コロン : Shift + ; (れ)
アスタリスク * Shift + 8
チルダ ~ Shift + 半角
アンダーバー _ Shift + - (ほ)
アットマーク @ Shift + 2
ダブルクォート " Shift + : (け)
イコール = ^ (へ)
バーティカルバー(パイプ) | Shift + ] (む)
左小括弧 ( Shift + 9(1つ右)
右小括弧 ) Shift + 0(1つ右)

大容量HDの対応 / FDISK

BIOSの対応にもよるので一概に言えませんが...

なのですが、VMware Player 上で80GB/120GB の仮想HDイメージで確認してみましたら、容量を正しく表示せず、作成したパーティションの容量もおかしくなりました(format後にdirすると正しい表示になったりするのですが)。なので、64GB以上では 98のMS-DOSは使わない方が無難かもしれません。

VMware Player 上で80GB/120GB の仮想HDイメージでは問題ありませんでした。

安全を期すなら、市販のパーティショニング・ツールや Linux LiveCD に含まれる、GParted などの最新版を使う方がいいかと。

MS-DOS

Windows 98

DOSバージョンは 7.1 ?

Windows 98(SE) 起動ディスク(日本語版)
  • FDISK.EXE
  • OAKCDROM.SYS
  • EBD.CAB
    • Attrib.exe - ファイルの属性を変更
    • Chkdsk.exe - ディスク ステータス ツール
    • Debug.exe - デバッグ ユーティリティ
    • Edit.com - リアルモード テキスト エディタ
    • Ext.exe - 新しいファイル抽出ユーティリティ
    • Format.com - ディスク フォーマット ツール
    • Mscdex.exe - MS-DOS 用 Microsoft CD-ROM ドライブ拡張ユーティリティ
    • Scandisk.exe - ディスク ステータス ツール
    • Scandisk.ini - ディスク ステータス ツールの設定ファイル
    • Sys.com - システム転送

追加しておきたいもの

  • C:\WINDOWS\COMMAND
    • DELTREE.EXE
    • MEM.EXE
    • MORE.COM
    • SCANREG.EXE
    • XCOPY.EXE
    • XCOPY32.EXE
    • XCOPY32.MOD
  • C:\Windows
    • Smartdrv.exe
simple版

英語モード表示となります。日本語フォントなどを組み込んでいると英語版プログラムがエラーになったりするので...

JP106キーボード、CD-ROMドライブサポート。サイズは計 705 KB。(日本語を表示するには最小で800KB程)

  • システム
    • IO.SYS
    • MSDOS.SYS
    • COMMAND.COM
  • COUNTRY.SYS
  • FDISK.EXE - 79 KB *
  • FORMAT.COM - 64 KB *
  • HIMEM.SYS
  • JKEYB.SYS
  • JKEYBRD.SYS
  • MORE.COM
  • MSCDEX.EXE - 25 KB (CD-ROM用プログラム) *
  • OAKCDROM.SYS - 41 KB (ATATI CD ドライバ) *
  • CONFIG.SYS
DOS=HIGH,UMB
COUNTRY=001,437,COUNTRY.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
DEVICEHIGH=JKEYB.SYS /106 JKEYBRD.SYS
DEVICEHIGH=OAKCDROM.SYS /D:CD001
FILES=20
LASTDRIVE=Z

※2行目はwinnt.exe実行時などの文字化け対策

  • AUTOEXEC.BAT(CDはQドライブに指定)
LH MSCDEX.EXE /D:CD001 /L:Q
日本語表示

日本語表示するには以下のファイルを追加して CONFIG.SYS に追記。

  • ANK16.FNT - 4 KB
  • ANK19.FNT - 5 KB
  • KANJI16.FNT - 255 KB
  • BILING.SYS - 4 KB
  • JFONT.SYS - 23 KB
  • JDISP.SYS - 23 KB
  • CONFIG.SYS に追記(COUNTRY行は無効に)
rem COUNTRY=001,437,COUNTRY.SYS
DEVICEHIGH=BILING.SYS
DEVICEHIGH=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICEHIGH=JDISP.SYS /HS=LC

Windows 98 で作成した起動ディスクは、国別設定が日本(81,932)となっているようですね。英語版プログラムはそのまま英語で表示されますけど、日本語も含むマルチ言語プログラムだと日本語で表示しようとする様です。なので、マルチ言語プログラムを実行する場合は、日本語フォントを入れて日本語で表示させるか、COUNTRY.SYS で英語表示(001,437)指定しないと文字化けするみたいです。(winnt.exe 実行時とか)

Windows XP

AUTOEXEC.BAT に以下を記述しておくと日本語106キーボード配列となります。または、起動後に keyb jp と打ちませう。

LH KEYB.COM JP,932,KEYBOARD.SYS

DR-DOS 7.03

非営利・評価目的に限り無償で利用可能。

Drive ImagePartitionMagic の旧バージョンには DR-DOS 7.02が付属してたりしました。

FAT32へのアクセス
  • CONFIG.SYS
DEVICE=DRFAT32.SYS /X
  • AUTOEXEC.BAT
DRFAT32.EXE /m:120 >NUL

※不安定なのかな?サポート外?20GB HDのFAT32は認識できましたが、80GB/160GB HDでは駄目でした。オプションの指定が悪いのかな。FAT32へのアクセスが必要なら下記のEnhancement版やFreeDOS(もちろんMS-DOSでも)を使った方がいいかもしれません。

Enhanced DR-DOS

オープンソース版DR DOS。こちらはFAT32対応。

システムファイルは DRBIO.SYSDRDOS.SYS。シェルは COMMAND.COM

クリーンブートで「Microsoft Network Client version 3.0 for MS-DOS」から NetBIOS over TCP/IP のセットアップが可能でした(※VMware Player で2.88MBイメージ利用)。「Microsoft Workgroup Connection(NetBEUI)のセットアップは失敗しました。

クリーンブートでWindows 2000/XPの winnt.exe の実行が可能でした。

FreeDOS 1.0

GNU General Public Licenseなフリーウェア。

クリーンブートで「Microsoft Network Client version 3.0 for MS-DOS」から NetBIOS over TCP/IP のセットアップが可能でした。「Microsoft Workgroup Connection(NetBEUI)のセットアップは失敗しました。

クリーンブートでWindows 2000の winnt.exe の実行が可能でした。Windows XPの winnt.exe は HIMEM.EXE組み込みで実行できました。

HIMEM.EXEの組み込み
  • CONFIG.SYS
DOSDATA=UMB
DOS=HIGH,UMB
DEVICE=HIMEM.EXE
FILES=20
BUFFERS=20
LASTDRIVE=Z

いっぱいいっぱいかも(汗。

Balder

むぅ、これはよろしおまんな。FDISK,FORMAT,XCOPY,MORE やら一式入ってます。拡張メモリ関連も起動時に選択可能。キーボード、CD-ROMドライバ組み込み。KNOPPIX 5.1.1 にも入ってましたね。

  • KEYB JP と打つか AUTOEXEC.BAT に書いとけばJPキーボード配列になりました。
  • loadcd.bat でATAPI CDの認識

Norton Ghost 2003

(IBM)PC DOS 7.1 が付属してますしてました

DOS関係ファイルやドライバは %AppData%\Symantec\Ghost\Template にありました。

Windows上で簡単に起動ディスクが作成できるのがいいとこなんですが、ドライバが合ってないのかNetBEUIでの接続はかなり遅いのでMS Client で作成した方がよさそう。

カスタマイズ版

NE2000互換NICならTCP/IP(TELNETやSSH)が使える模様です。VIA Rhine2(VT86c100a) でもメーカー配布のパケットドライバを入れたらネットワークが使えました。

こ、これはスゴいですネ。XP版MS-DOS起動ディスク、またはPC-DOS7.0 起動ディスクが必要ですが、主なNICのドライバが含まれてまして、VIA Rhine2(VT86c100a)やVMware Player(PCnet Family) /Realtek RTL8139/ADMtek AN983BではそのままでMSネットワーククライアント(NetBIOS over TCP/IP)が使えました。CDドライブは R: で認識。

※ただ、XP版ベースということでSYSLINUXやWindows 2000 のインストールには使えない点がちょっと惜しいかも。あと、ライセンス的にはどうなんだろ...(汗。

日本語版

最近のマシンでは起動できないかもしれませんけど、なかなかすごいなぁと。ここまでできんの!と

一般向けではなく「DOS玄人向け」だと思いますけど(何)。

CD-ROMドライバ

CD-ROM用拡張プログラム

CD-ROMドライブの利用にはDOS用デバイスドライバMSCDEX.EXE(Win98に含まれる)が必要。以下のページが参考になりました。

CONFIG.SYS
DEVICE=ドライバ名 /D:CD001
AUTOEXEC.BAT
MSCDEX.EXE /D:CD001 /L:Q

/L:QでQドライブを指定(無指定でもいい)

デバイスドライバ

Windows 9x / Norton Ghost には(ATAPI)汎用ドライバ oakcdrom.sys が含まれてます。

FreeDOS ブートディスクには ATAPI汎用(かな?)ドライバ XCDROM.SYS が入ってます。

海外のサイトに汎用ドライバがあったりする様ですが、よく知らないので紹介はパス。(宣伝ポップアップが出たりするし...)。見つけたものだけ。

USBデバイス

※この辺のことはあんまり使ってないのでよくわかってないのですけど...

BIOSで対応している場合はドライバなしで認識されることもあります。USBメモリはC(またはA,B)ドライブとなったり。(※というか、BIOSで対応してる場合はUSBドライバは不要ですね)。プログラムによってはドライバが必須な場合もありますね。USB 2.0機器ではUSB 1.1 ドライバだと駄目だったりすることも。

Norton Ghost 2003

ちなみに Norton Ghost 2003 には以下のドライバ(ASPIマネージャっていうのかな?)が含まれてました。

  • aspiehci.sys - USB 2.0 用(Enhanced Host Controller Interface)
  • aspiuhci.sys - USB 1.1 用(Universal Host Controller Interface)
  • aspiohci.sys - USB 1.1 用(Open Host Controller Interface)
  • uhci.exe - USB 1.1 用(Universal Host Controller Interface)
  • ohci.exe - USB 1.1 用(Open Host Controller Interface

あと下記はディスクドライバになるのかな、AUTOEXEC.BATで実行させるとドライブレターが割り当てされました。

  • guest.exe

下2つはUSBマウス/キーボード用なのかな?

USBドライバの組み込み

※ライセンスのこととか考えると、対応製品以外で使用するのはイクナイ!ことなのかもしれません...とか言いつつ対応製品以外で‘も’試してみためも。悪い子ですみません...

USBメモリ(USB HDもかな?)では下記2点が必要

USB CDでは下記3点が必要

※尚、USB FDでブートする場合は、USB FD自身もUSB機器として検出されるとやっかいなので、 RAMFD.SYS も組み込んでDOS起動後に繋ぎ換える必要があるのではないかと。

Norton Ghost(Iomega)ドライバ

USB HD(USB メモリ)用

  • aspiehci.sys - USB 2.0(EHCI)ドライバ
  • aspiuhci.sys - USB 1.1(UHCI)ドライバ
  • aspiohci.sys - USB 1.1(OHCI)ドライバ
  • guest.exe - ディスクドライバ
  • config.sys (USB 2.0)
DEVICE=A:\aspiehci.sys /int /all
  • config.sys (USB 1.1)
DEVICE=A:\aspiohci.sys /int /all
DEVICE=A:\aspiohci.sys /int /all /D1
DEVICE=A:\aspiohci.sys /int /all /D2
DEVICE=A:\aspiohci.sys /int /all /D3
DEVICE=A:\aspiuhci.sys /int /all
DEVICE=A:\aspiuhci.sys /int /all /D1
DEVICE=A:\aspiuhci.sys /int /all /D2
DEVICE=A:\aspiuhci.sys /int /all /D3
  • autoexec.bat
A:\guest.exe
Novacドライバ

USB HD(USB メモリ)用

  • USBASPI.SYS - USB 1.1ドライバ
  • DI1000DD.SYS - ディスクドライバ
  • config.sys
DEVICE=A:\USBASPI.SYS /W
DEVICE=A:\DI1000DD.SYS
Panasonicドライバ

USB CD用

  • Usbaspi.sys - USB (2.0/1.1)ドライバ
  • USBCD.SYS - ディスクドライバ
  • config.sys
DEVICE=A:\USBASPI.SYS /W
DEVICE=A:\USBCD.SYS /D:USBCD001
  • autoexec.bat
A:\SHSUCDX /D:USBCD001
FreeDOSでの一例

これで使うFreeDOSコマンド・ドライバは、Balderに入ってるので、Balderイメージを使うのが楽。

  • ファイル一覧
A:.
|
\---driver
    |   shsucdx.com     ---  FreeDOS CDROM用プログラム
    |   ramfd.sys
    |   usbaspi.sys     ---  Panasonic ドライバ
    |   USBCD.SYS       ---  Panasonic ドライバ
    |
    |   himem.exe
    |   keyb.exe        ---  FreeDOS キーボードドライバ
    |   keyboard.sys    ---  FreeDOS キーボードドライバ
    |   keybrd2.sys     ---  FreeDOS キーボードドライバ
    |
    \---novac
            di1000dd.sys ---  NOVAC ドライバ
            usbaspi.sys  ---  NOVAC ドライバ
  • config.sys
!switches=/f /n
menucolor=0,3
REM menudefault=0,10  ---  自動起動設定
menu
menu  ===========================================
menu             FreeDOS USB support
menu  ===========================================
menu
menu     0 - USB-Flash - 2.0 EHCI
menu     1 - USB-Flash - 1.1
menu     2 - USB-CD    - 2.0 EHCI
menu     3 - USB-CD    - 1.1 
menu     4 - USB-Flash - 2.0 EHCI + RAMFD.SYS
menu     5 - USB-Flash - 1.1      + RAMFD.SYS
menu     6 - USB-CD    - 2.0 EHCI + RAMFD.SYS
menu     7 - USB-CD    - 1.1      + RAMFD.SYS
menu     8 - == FreeDOS  load himem.exe ==
menu     9 - == FreeDOS                 ==
menu
menu  ===========================================
menu

9?shell=command.com command.com /P
REM 012345678?shell=command.com /e:1024 /p
012345678?DEVICE=a:\driver\himem.exe
REM ===== Panasonic RAM FD DRIVER                             =====
4567?DEVICE=A:\driver\RAMFD.SYS
REM ===== Panasonic USBASPI ASPI Manager for USB mass-storage =====
REM =====             ( load USB 2.0 EHCI only )
02?DEVICE=A:\driver\USBASPI.SYS /E
46?DEVICE=A:\driver\USBASPI.SYS /W /E
REM ===== Panasonic USBASPI ASPI Manager for USB mass-storage =====
REM =====             ( load USB 1.1 only )
3?DEVICE=A:\driver\USBASPI.SYS
7?DEVICE=A:\driver\USBASPI.SYS /W
REM ===== Panasonic USB CD-ROM Device Driver                  =====
2367?DEVICE=A:\driver\USBCD.SYS /D:USBCD001
REM ===== NOVAC USBASPI ASPI for UHCI/OHCI USB mass-storage   =====
REM =====             ( load USB 1.1 only )
1?!DEVICE=A:\driver\novac\USBASPI.SYS
5?!DEVICE=A:\driver\novac\USBASPI.SYS /W
REM ===== NOVAC Ninja ASPI DISK DRIVER                        =====
0145?!DEVICE=A:\driver\novac\DI1000DD.SYS
REM ===== Adaptec ASPI mass storage devices to DOS drive letters =====
REM 0145?DEVICE=A:\driver\ASPIDISK.SYS
012345678?DOSDATA=UMB
012345678?DOS=HIGH,UMB
!FILES=20
!BUFFERS=20
!LASTDRIVE=Z
  • autoexec.bat
@echo off
REM set path=a:\freedos;a:\driver

if %CONFIG% == 0 goto WAIT
if %CONFIG% == 1 goto WAIT
if %CONFIG% == 4 goto WAIT
if %CONFIG% == 5 goto WAIT
if %CONFIG% == 8 goto END
if %CONFIG% == 9 goto END

a:\driver\shsucdx /D:USBCD001

:WAIT
echo.
pause

:END
a:\driver\keyb jp

NTFSの読み取り

Windowsが起動しない場合などのファイル救出手段としてはLinuxの方が確実だと思いますけど一応書いておきます。

NTFS Reader for DOS(ReadNTFS.exe)

DOS上で動くNTFSの読み取り可能なファイラー。8.3形式ではなく通常のファイル名も表示可能。

日本語名ファイルは名前変更すればコピー可能。一括コピーではエラーで止まる。 ファイラー上でのみの認識でDOSコマンドでの操作は不可。

NTFSDOS(NTFSDOS.EXE)

ページがなくなってますねぇ。Microsoftに変わったので配布中止なのかな?

実行するとNTFSパーティションにドライブレターを割り当てます。

私の環境では20GBハードディスクでは読み取り可能ですが、160GBハードディスクでは64GB超区間ではエラーが出てアクセス不能となりした。また、英語モードで日本語ファイル名表示でフリーズとかしてました。

NTFSDOS Professional Edition(Read-Only)

ページがなくなってますねぇ。Microsoftに変わったので配布中止なのかな?

Windows 2000/XP 上にインストールして、Windows上で作成。フロッピーが2枚必要(1枚目は起動ディスク兼用でOK)。実行するとNTFSパーティションにドライブレターを割り当てます。

Windowsカーネルを利用するということで多分この中では安定してるのではないかなと思います。但し、ライセンス的には作成したマシン以外でしか使ってはいけないのかも?

Avira NTFS4DOS Personal

ちょっとだけしか確認してませんけど...

Windows 2000/XP 上にインストールして、Windows上で作成。MS-DOSがない場合はFreeDOS起動ディスクが作成される。対応は64GBまでかな?160GBではC,D,Eしか(其々20GB)認識しない。チェックディスクやデフラグができるようです。

一応、書き込み/削除も可能でした。

ネットワーククライアント

  1. Network Client for MS-DOS
  2. Workgroup Connection
  3. NETコマンド

NetBIOSインターフェイス(Windows ファイルとプリンタの共有)にて、Windowsマシン(あるいはSambaサーバ)の共有ドライブ(フォルダ)へのアクセスを可能にします。

IPX/SPXについては試したことありません。パフォーマンスは軽い順に IPX/SPX NetBEUI TCP/IP となる様です。NetBEUIがお手軽風味なのですが、LinuxやLAN接続HDでは使えなかったり、XPはデフォルトではなしだったりします。

LANDISK(Samba 2.2.11-ja-1.0)へはTCP/IPで接続は可能なのに、ファイルへのアクセスができなかったりしますけど...

Norton Ghost 2003 ではWindows上で「PC DOS + NetBEUI」起動ディスクの作成ができました。でも...なんかむちゃ重いんですよ。orz

必要なものは、NIC(ネットワークアダプタ)のDOS(NDIS)用ドライバOEMSETUP.INFなどの名前のセットアップ用ファイル。(※PCMCIAカードの場合は他にカードサービス用ファイルやイネーブラなどが必要)

メーカーに用意されてない場合でも、カードに使われているチップ名を調べチップの製造メーカーから汎用ドライバが入手できることが多いです。

導入の参考になるページ

Windows XP でNetBEUIを使うにはインストールCDなどからファイルのコピーが必要です

Microsoft Network Client for MS-DOS

※ MS-DOS はもちろん、FreeDOS(+HIMEM.EXE) や Enhanced DR-DOS でもセットアップ可能でした。

TCP/IP

Microsoft TCP/IP」ではセットアップ時にコピーされるファイルは約1.5MB程なので1.44MBフロッピーに収まりません。よってセットアップは下記の様な方法をとる必要があります。セットアップは対象マシン以外の別環境で実行することも可能です。

  • ハードディスク上のFAT32パーティションへインストール
  • USBメモリでブートしてUSBメモリ自身にインストール
  • VMware Player などの仮想マシン上で2.88MBイメージにインストール(A/Bドライブ利用)
    • 2.88MBイメージから最低限必要なファイルのみフロッピーにコピーしてフロッピー1枚に収める(A/Bともイメージファイルを指定できます)

ファイルを編集すればフロッピー1枚にまとめることもできます。

NetBEUI

Microsoft NetBEUI」ではコピーされるファイルは最小で1.1MB程なので、空き容量が1.1MB以上あれば1.44MBフロッピーに直接インストールすることも可能です。但し、FDドライブ1台のみでフロッピーを入れ替えながらAドライブへのセットアップでは駄目なようです。

  • セットアップファイルをハードディスク上(※FAT32パーティション)にコピーして、ハードディスク上のファイルからセットアップ開始
  • FDドライブ2台(USBドライブ併用など)で、Bドライブからセットアップ。
  • VMware Player などの仮想マシン上2.88MBイメージにインストール(A/Bドライブ利用)

これらの手段が使えない場合は、上記と同様にハードディスク上などにインストールします。別マシンで使う場合は、ファイルを編集すればフロッピー1枚にまとめることもできます。

ダウンロード / セットアップ

2つのファイルをそれぞれフォルダを作成してダウンロード(実行するとカレントディレクトリに展開されるので)。Wクリックで展開。ダウンロードしたファイルを除き、フロッピー(2枚)へコピー。NIC用ファイルはディレクトリを作成して1枚目のフロッピーに保存しておいたらいいかと。

またはコマンドプロンプトから下記を実行で直接フロッピーへ展開できます。

>DSK3-1.EXE -d a:
>DSK3-2.EXE -d a:
  1. Change Setup Options」から「Use the Basic Redirector」に変更
  2. デフォルトでは「NWLink IPX Compatible Transport」が設定されますので、「Change Network Configuratoin」から削除して「Microsoft TCP/IP」または「Microsoft NetBEUI」を追加
フロッピー1枚に収める場合 - 最低限必要なファイル

正確じゃないかもしれません。すみません...

一旦ハードディスク上などにインストールしてから起動フロッピー1枚に収める場合は(ハードディスクなどへセットアップした後で)起動フロッピーにNETディレクトリを作成し以下のファイルをコピー必要ファイルのみ残した状態のNETディレクトリをフロッピーにコピー。(※ファイルだけ取り出すとだめみたいです。すみません)。CONFIG.SYSAUTOEXEC.BATもコピーしてパスを修正。NICドライバ除き 707KB。

TCP/IP
emsbfr.exe
IFSHLP.SYS
LMHOSTS
NEMM.DOS
NET.EXE
NET.MSG
NETBIND.COM
NMTSR.EXE
PROTMAN.DOS
PROTMAN.EXE
PROTOCOL.INI
SHARES.PWL
SYSTEM.INI
TCPDRV.DOS
TCPTSR.EXE
TCPUTILS.INI
TINYRFC.EXE
umb.com
WFWSYS.CFG
***.dos ---(NICのドライバファイル)
NetBEUI

NETディレクトリ内のnetwork.infsetup.exe “以外”をコピー。

フロッピー1枚に収める場合 - A:\NET\SYSTEM.INI

NetBEUIでも同様。

パスをA:\NET\xxに変更。

フロッピー1枚に収める場合 - CONFIG.SYS

NetBEUIでも同様。

パスをA:\NET\xxに変更。

FILES=20
device=A:\NET\ifshlp.sys
LASTDRIVE=Z

HIMEMを組み込んで DEVICEHIGH で指定した方がいいかも。

フロッピー1枚に収める場合 - AUTOEXEC.BAT

パスをA:\NET\xxに変更。

TCP/IP
SET PATH=A:\NET
A:\NET\net initialize
A:\NET\netbind.com
A:\NET\umb.com
A:\NET\tcptsr.exe
A:\NET\tinyrfc.exe
A:\NET\nmtsr.exe
A:\NET\emsbfr.exe
A:\NET\net start
NetBEUI
SET PATH=A:\NET
A:\NET\net start
DHCPでのIP取得に失敗する場合(TCP/IP)

TCPTSR.EXE で止まる場合はDHCPをオフにして固定アドレスを指定。CDに焼く場合など。

[TCPIP]
NBSessions=6
SubNetMask0=255 0 0 0
IPAddress0=0 0 0 0
DisableDHCP=0

A:\NET\PROTOCOL.INIの上記の箇所を下記の様に変更

[TCPIP]
NBSessions=6
SubNetMask0=255 255 255 0
IPAddress0=192 168 0 111
DisableDHCP=1

IPAddressは環境に合わせて下さい。

Microsoft Workgroup Connection

※MS-DOS/DR-DOS 7.03 では可能でしたが、FreeDOS 1.0 / Enhanced DR-DOSで はなぜか(?)起動できませんでした。

こちらはプロトコルが NetBEUI のみとなりますが、仕様が単純らしいので、上記の Network Client for MS-DOS でうまく行かない場合はこちらを試してみるのもいいかも。(Network Client for MS-DOS ではファイルを移動/修正すると起動時にエラーが出ることがあります。)

セットアップ時にコピーされるファイルは最小で950KB程なので、空き容量が950KB以上あれば1.44MBフロッピーに直接インストールすることも可能です(※「Mail Files」 がインストールできない」旨の警告が出ますがEnterキーで続行できます)。但し、上記の Network Client for MS-DOS と同様でFDドライブ1台のみでフロッピーを入れ替えながらAドライブへのセットアップでは駄目なようです。

  • セットアップファイルをハードディスク上(※FAT32パーティション)にコピーして、ハードディスク上のファイルからセットアップ開始
  • FDドライブ2台(USBドライブ併用など)で、Bドライブからセットアップ。
  • VMware Player などの仮想マシン上2.88MBイメージにインストール(A/Bドライブ利用)
    • 2.88MBイメージから最低限必要なファイルのみフロッピーにコピーしてフロッピー1枚に収める(A/Bともイメージファイルを指定できます)

これらの手段が使えない場合は、上記と同様にハードディスク上などにインストールします。別マシンで使う場合は、ファイルを編集すればフロッピー1枚にまとめることもできます。

ダウンロード

フォルダを作成して保存しましょう。Wクリックするとカレントディレクトリに展開されます。展開されたファイルをフロッピーへコピー

またはコマンドプロンプトから下記を実行で直接フロッピーへ展開できます。

>mswgcn.exe -d a:
フロッピー1枚に収める場合 - 最低限必要なファイル

正確じゃないかもしれません。すみません...

一旦ハードディスク上などにインストールしてから起動フロッピー1枚に収める場合は(ハードディスクなどへセットアップした後で)起動フロッピーにDOSディレクトリを作成し以下のファイルをコピー。NICドライバ除き 約620KB。

***.pwl ---(パスワードファイル。あれば)
net.exe
net.msg
neth.msg
protman.dos
protman.exe
protocol.ini
system.ini
workgrp.sys
***.dos ---(NICのドライバファイル)
フロッピー1枚に収める場合 - A:\DOS\SYSTEM.INI

パスをA:\DOSに変更。

[network]
computername=HIGE
lanroot=A:\DOS
autostart=basic
dospophotkey=N
username=YASSY
workgroup=BLUESKY
reconnect=yes

[Password Lists]
YASSY=A:\DOS\YASSY.PWL
フロッピー1枚に収める場合 - CONFIG.SYS

パスをA:\DOS\xxに変更。

device=A:\DOS\protman.dos /i:A:\DOS
device=A:\DOS\workgrp.sys
device=A:\DOS\pcntnd.dos

HIMEMを組み込んで DEVICEHIGH で指定した方がいいかも。

フロッピー1枚に収める場合 - AUTOEXEC.BAT

パスをA:\DOS\xxに変更。

SET PATH=A:\DOS
A:\DOS\net start

NET コマンド

慣れてる人には言わずもがな〜ですけど。

NET VIEW

workgroup名が一致していない場合やネットワークサービスを開始した直後などはエラーとなります。いじけずに(何)次はコンピュータ名(ホスト名)を指定してみましょう。

NET VIEW \\ホスト名

TCP/IPなら \\IPアドレス でも)これで共有名が表示されます。名前ではアクセスできないのでネットワークドライブを割り当てします。

NET USE Z: \\ホスト名\共有名

Zドライブに移動(Z: と打つ)して DIR /P してみましょう。ファイル名が表示されるはずどすえ。

ユーザ名(あるいはパスワード)を変更して接続したい場合は、NET LOGOFF で一旦ログオフして、NET LOGON でユーザ名とパスワードを入力。または、ユーザ名を指定してネットワークドライブ割り当てしまひょ。

NET USE X: \\ホスト名\共有名@ユーザ名

NET とだけ打つとポップアップ画面で一覧表示やTAB+カーソルでドライブ割り当てが可能だす。

ヘルプを読みたいなら MORE.COM(MORE.EXE)を入れといて、NET /? | MORE とか NET USE /? | MORE とか打つべし! 打つべし!

仮想FDブート

  1. 2.88MBイメージの作成
  2. ブータブルCD
  3. USBメモリでブート
  4. PXEネットワークブート

2.88MB FDイメージ作成

もちろん対応ドライブがなければ実機では使えませんが、ブータブルCDやUSBメモリブート(SYSLINUX+memdisk)、PXEネットワークブート用に使えます。

基本的には以下の手順を行うだけです。

  1. (1.44MB)FDイメージ作成 - RawWrite for Windows などで
    • DR-DOS/FreeDOSなどはイメージファイルをダウンロード
  2. ブートセクタをコピー - mkbtでイメージから仮想2.88MBドライブへ
  3. システムファイルをコピー - 順番に注意

※作業時には、くれぐれも「仮想FDドライブ名」の間違いのなきよう。ハードディスクに向けてやっちゃわないように...

【ご注意】Virtual Floppy DriveWindows 9x には非対応です。

Windows 98 起動ディスク

Windows 98 の2枚組み起動ディスクを一つのイメージにしました。

  1. Virtual Floppy Driveを起動して2.88MBを選択
  2. mkbt.exeで98起動ディスクイメージ(1枚目)からブートセクタ(※ブートセクタ内のIPL)を仮想FDドライブにコピー
    • mkbt -x <イメージファイル> <仮想FDドライブ名>:
  3. io.sys msdos.sys command.comの順番でコピー。その他のファイルをコピー
  4. Virtual Floppy Driveでイメージを保存

※A/Bドライブ以外の場合は mkbt -x

AUTOEXEC.BATはそのままでいいかな。

PC DOS(DR-DOS) 起動ディスク

Norton Ghost やDriveImageなどのDOS起動用FDを一つのイメージにしました。

  1. Virtual Floppy Driveを起動して2.88MBを選択
  2. mkbt.exeで起動ディスクイメージ(1枚目)からブートセクタ(※ブートセクタ内のIPL)を仮想FDドライブにコピー
    • mkbt -x <イメージファイル> <仮想FDドライブ名>:
  3. ibmbio.com ibmdos.com command.comの順番でコピー。その他のファイルをコピー
  4. Virtual Floppy Driveでイメージを保存

※A/Bドライブ以外の場合は mkbt -x

必要ならAUTOEXEC.BATを編集。

FreeDOS 1.0ではブートセクタコピー後に kernel.sys command.com の順番でコピー

ブータブルCD

というか、FreeDOSならisoイメージをダウンロードできたりしますが。

また、KNOPPIX日本語版5.1.1CDでも起動時に dos と入力すれば FreeDOS(Balder) がブートします(環境によるかも?)。

単純にCD化する

DVD/CDライティングソフトの「起動可能ディスク作成」や「ブータブルCD作成」機能を使い、CDに焼くことができます。

または、下記のツールでFDイメージをisoイメージに変換できます。

マルチブート

Bootable CD Wizard を使うと簡単な手順でisoイメージ / FDイメージ のマルチブートCDが作成できます。

手順は若干ややこしくなりますが ISOLINUX(+memdisk)を使うと、仮想的な書き込みが可能です。CDで起動した際に書き込みエラーが出て鬱陶しい場合とかはこちらを(※ 注:Windows XP版起動ディスクは使えない様ですrawオプションで可能でした。

さらにややこしい話となりますが、Bootable CD WizardISOLINUX を組み合わせて多段マルチブートも可能です。

USBメモリでブート

もちろん、USBブートに対応している必要がありますけど、意外に簡単だったりします。

直接インストール
SYSLINUX(+memdisk)でマルチブート

LiveCD版Linuxなんかとマルチブートさせるのもいいかもと(※ 注:Windows XP版起動ディスクは使えない様ですrawオプションで可能でした。

PXEネットワークブート

こちらももちろんネットワークブートに対応している必要がありますが、これが可能だとCDもFDもなしでWindowsのインストールやバックアップ / リカバリーができますので非常に便利。

PXELINUX(+memdisk)を使います。DHCP / TFTP サーバが必要になるのですが、Windowsでは結構簡単に設定できます。

(※ 注:Windows XP版起動ディスクは使えない様ですrawオプションで可能でした。

Winnt.exe

私自身深く理解してるわけではないので、わかりにくい説明になってます。すみません。。

私見ですが...「ホームユーザー向け」として考えると、Micorosoftのサイト内にも情報は殆どありませんので、個人ユーザー向けには非サポート、あるいは非推奨な手段なのかもしれません。「どうしても」的な事情がなければCDドライブを購入された方がかなり“楽”だと思われます。と言いつつも、ブート対応は純正の指定ドライブのみだったりするのが悩みどこ。

私の場合は、イザ!って時に「あれれ?CD壊れてるやん」とか「パソコンもろた〜、けどCDドライブないよ」風何とかして!な話で何度かお世話になりました。「最終兵器」ってかんじ?(笑)

※ 最近は専ら Windows PE のネットワークブートですけど...

メーカー製パソコンではMBR(ブートストラップ)の上書きやリカバリー用パーティションの消失などによってリカバリーが実行できなくなることがありますので「全部知ってます」な方を除き、この方法はやらない方がいいと思います。

winnt.exe はDOS上で実行可能、Windows 2000/XPセットアッププログラムをセットアップするプログラム(ややこしw)。実際には直接インストールを開始するわけではなく、セットアップファイルをハードディスク上にコピーし、次回ブート時にWindows セットアッププログラムを自動的に開始させます。

Windows インストールCDのI386フォルダ内にあります。

※ 既存のOSがある場合一時的に「Windows セットアップ」とのマルチブート状態となります。

CDドライブを使えない&Windowsが起動しない環境で Windows XP / 2000 をクリーンインストール

winnt.exe はDOS上から実行可能なので、起動ディスク(フロッピー)からブートしてハードディスク上、またはネットワークドライブ上のI386フォルダからセットアップを開始することができます。但し、いくつか注意しておくべきことがあります。

まず、CDブートでのセットアップとの違い、セットアップ一時ファイルがコピーされたパーティションの削除やフォーマットができないということに留意しておくべきかと。

要はパーティションが一つしかない場合は、実行前にフォーマットしておかないとクリーンインストールにはなりませんよ、ということですね。

Windows XP / 2000 が起動できるなら...

C: 以外の基本パーティションがあれば、winnt.exe ではなく、Windows上から winnt32.exe (オプションをつけて)を実行してみましょう。うまく行けばCDもFDもなしでセットアップが可能。

CDドライブはあるがCDブートできない...

この場合は「インストール用起動ディスク」(セットアップ ブート ディスク)を試すべきです

winnt.exe の注意点
  1. DOSなので、NTFSへアクセス(書き込み)できない
    • セットアップ一時ファイルの保存先としてFAT32パーティションが必要(※セットアップ開始後はNTFSへアクセスできます)
    • NTFSDOSなどNTFS読み取り可能なツールでNTFSからの“実行”は可能な場合も
  2. セットアップ一時ファイルがコピーされたパーティションはフォーマットできない
    • パーティションが一つしかない場合に“クリーン”インストールするには事前にFAT32でフォーマットしておく必要がある
    • ※ 修復インストールは可能
  3. 画面が文字化けして読めないことがある
    • 98版起動ディスクの場合は日本語フォントを入れるか、COUNTRY.SYSで英語を指定
  4. XP版起動ディスクでは 2000 の winnt.exe を実行できない?(多分Me版も)
  5. SMARTDRV.EXE がないと非常に時間がかかる。数時間応答停止になったりする。

winnt.exe 実行後のファイルのコピーにかかる時間ですが、私のノートPCでは、FreeDOS(HIMEM+LBACACHE)+ネットワークドライブからで約2時間ほど(応答停止40分間)です。MS-DOSで SMARTDRV なしだと半日程かかったこともありました(SMARTDRV ありなら20分程)。

LBACACHE.COM を使うと止まってしまうことがあったので使わない方がよさそう?

エラー / 起動できない

別PCにてフォーマットやパーティション作成したHDで winnt を実行すると起動エラーなどが発生しちゃうことがあるようですね。新規(さら品)HDの場合は注意。

ブートセクタ内の BPB(BIOS Parameter Block) がおかしくなってるようです。DOSなどでは問題なくてもwinnt 実行後は NTLDR での起動となるので、そこで問題発生ってかんじでせうか。

※う〜ん、他に抜け道というか裏技があるような気もしますけど、とりあえず私がやってる方法で...

準備

おおまか手順は

  1. C: ドライブをFAT32フォーマット
    • C: ドライブのアクティブ設定(bootフラグ)を確認
  2. C: へ I386 フォルダをコピー
  3. DOS起動、C:\I386 に移動、winnt 実行
C: ドライブをFAT32でフォーマット
  • まっさらなHDなら、パーティションを作成してフォーマット
  • NTFSパーティションをFAT32フォーマットにするには
    • DOS (MS-DOS, FreeDOS とも) では、NTFSを直接FAT32でフォーマットできないので FDISK で削除・再作成してからFAT32でフォーマット
    • パーティショニング・ツール(Parted, GParted なども)では直接フォーマット可能
  • 注意点
    • MS-DOSでは複数の (DOS) 基本 - Primary - パーティションの作成ができないので、基本パーティションのみ複数ある状態(※ NTFSなど「非 MS-DOS 領域」は数えない)で基本を1つ削除すると再作成は拡張パーティション内の論理ドライブとなったり、ドライブ文字がずれることがある
    • FreeDOSでは複数の基本 - Primary - パーティションの作成可能
    • 別PCでパーティション作成やフォーマットなど実行した場合、winnt 実行後に起動できないことがある
    • GParted で直接フォーマットした場合、winnt 実行後に起動できないことがある

私は、以前はパーティショニング・ツール (Parted, System Selector 3) でNTFSパーティションを直接フォーマットしてたんですが、KNOPPIX 5.3.1 の GParted で直接フォーマットした所、winnt 実行後に起動できませんでした。よって、Balder (FreeDOS) でパーティション(再)作成・フォーマットが確実かなと愚考中。(※ ま、環境次第で結果もいろいろなので一概には言えませんが...)

ハードディスクにファイルをコピーするには

あるいは、ネットワーククラインアント付起動ディスクでブートすれば、ネットワークドライブから直接実行可能なのでコピー不要となります。(実際には実行後にセットアップ一時ファイルがコピーされるわけですが...)

以下の説明はこういう前提としてます...

  • Windowsはブートできない、あるいは何もインストールされていない
  • 修復ではなく、クリーンインストールしたい
  • Part1 - 1番目のパーティション、あるいはWindows上のCドライブ
    • フォーマットはNTFSと仮定
  • Part2 - 2番目のパーティション、あるいはWindows上のDドライブ
パーティションが1つしかない

どうせならパーティションを複数作ってしまってもいいかも

  • FDブートして C: ドライブとなるパーティションを FAT32直接フォーマット(パーティショニング・ツールなどを使用)
    • セットアップ中にNTFSへ再変換できます
    • ※【追記】 Balder (FreeDOS) の FDISK でパーティション再作成&フォーマット(formatコマンド)も可能でした。(※ 複数の基本 - Primary - パーティション作成も可)
  • Cドライブのアクティブ設定の確認
    • アクティブ化は、fdisk コマンド、GRUB起動ディスク、Linux LiveCDなどで可能
  1. ハードディスクへI386フォルダをコピーする
  2. 起動ディスクでブートし、ハードディスク上のI386フォルダの winnt.exe を直接実行
  • あるいは、ネットワークドライブから実行

この後再起動すればセットアップが自動ブートするはずです。

パーティションが2つ(以上)あり、Part1(Cドライブ)はNTFS

Part2がFAT32基本領域(プライマリパーティション)である場合はPart2に保存したwinnt.exeからセットアップブート後にCドライブのフォーマットが可能でした。Part2が論理ドライブである場合はだめかもしれません。

但し、この方法は確実ではないのかなと思います。ドライブレターが入れ替わったりするので上記同様に実行前にCドライブをFAT32でフォーマットする方が安全かと

USB-FDドライブを使用する場合は、MBM(GRUB)が起動した時点でUSBケーブルは抜いといた方がいいかと。セットアップが起動しなかったりするので。

  • Part2を FAT32 でフォーマット(元々FAT32なら不要)
    • DOS上ではNTFSは見えないので C: となる
    • セットアップブート後はNTFSへアクセス可能
  • Cドライブのアクティブ設定の確認
    • アクティブ化は、fdisk コマンド、GRUB起動ディスク、Linux LiveCDなどで可能
  1. ハードディスクへI386フォルダをコピーする
  2. 起動ディスクでブートし、ハードディスク上のI386フォルダのwinnt.exeを実行
  • あるいは、ネットワークドライブから実行

この後再起動すればセットアップが自動ブートするはずなのですが、ブートしない時もありました。ブートしない場合はMBM(GRUB)起動ディスクでパーティションを選択してブート。(※MBMに関しては取り扱いには注意です。)

※Part2が論理ドライブでもMBM(GRUB)起動ディスクでパーティションを選択すれば セットアップがブートできたことがありました。

やっぱり確実じゃないかも。すみません。

参考リンク

下記のページの一部分が参考になるかと。

3の方法については注意しなければならない点がある。MS-DOSなどから起動してWindows 2000のインストール・プログラムWINNT.EXEを実行した場合、インストール・プログラムは、最初にインストール用のファイル群をCDからハードディスク上に一時的にコピーし、以後のインストール処理を続行するようになっている(インストールを終えると、これらの一時ファイルは消去される)。そのため、この方法でWindows 2000をインストールするには、あらかじめハードディスクにパーティションを作成して、MS-DOSからアクセス可能なようにフォーマットしておく必要がある。MS-DOSから起動するなら、FAT32ボリュームでよいだろう。Windows 2000のインストーラは、インストール時にこのFAT32ボリュームをNTFSに変換する機能を持っているので、Windows 2000のインストール後は、NTFSボリュームとして使用できる(もちろん希望するなら、FAT32のままWindows 2000をインストールすることもできるし、このFAT32ボリュームとは別のボリュームにWindows 2000をインストールすることも可能である)。

Windows TIPS -- Tips:Windows 2000のインストールとService Packの適用を一度に行う方法(2)

Winnt.exe 実行時のスクリーン・ショット

実行時のファイル・コピーにかかる時間について

もちろんPCのスペックで変わりますけど。

  • MS-DOS + smartdrv.exe = 約 20分
  • MS-DOS smartdrv.exe なし = 数時間から半日ぐらい?
  • FreeDOS Balder - 1時間弱から2,3時間
【注意】日本語版 MS-DOS

Windows 98 で作成したMS-DOS起動ディスクはデフォルトでは日本語モードとなっています。日本語フォントを入れないとメッセージは文字化けします。

日本語フォントを入れない場合は、COUNTRY.SYS を追加して英語モードを指定しませう。

  • config.sys に追記
COUNTRY=001,437,COUNTRY.SYS
Disk error

hogehogeのスクリーンショット

GParted でNTFS C: ドライブを直接FAT32でフォーマット I386フォルダコピー winnt 実行でこのエラーが出てHDからセットアップが起動できませんでした。(※ できたこともありましたが...)

Balder (FreeDOS) で再フォーマット I386フォルダコピー winnt 実行で正常起動できました。

Balder (FreeDOS) 上にて C:\i386 に置いた winnt.exe を実行しました。

winnt 実行までの作業手順

※ Balder (FreeDOS) では keyb jp と打つとJPキーボード配列になります

  1. FreeDOS 起動
    • keyb jp と打つ(キーボード配列をJPに)
    • fdisk と打つ
  2. FDISK実行
    • (※ XP上の)C:ドライブである (Non-DOS) NTFSパーティションを削除
    • Primary パーティション作成
    • active 設定
    • System【FAT32 L】、ドライブ文字【C:】を確認
  3. FreeDOS を再起動
  4. format C:
  5. ※ なんらかの方法で C: へI386フォルダをコピー
    • ワタシは KNOPPIX をネットワークブートしました
  6. FreeDOS 起動
  7. pushd c:\i386
  8. winnt.exe

winnt 実行

そのまま Enter で続行

winnt 実行時のスクリーンショット1

「SmartDrvないよ!」の警告が出ますが FreeDOSなので Enter で続行

winnt 実行時のスクリーンショット2

コピーが始まったと思いきや、応答停止状態となります。この間、15分から40分ぐらい。

winnt 実行時のスクリーンショット3

「うほ!」コピーが始まりますたYO!

winnt 実行時のスクリーンショット4

「コピー終了!」この間、30分から2時間ぐらい。この後はHDから起動するのでBIOSの設定に注意。

winnt 実行時のスクリーンショット5

C: ドライブはこんな風になりました。

C:\
|  $LDR$
|  BOOT.INI
|  BOOTFONT.BIN
|  BOOTSECT.DOS
|  NTDETECT.COM
|  NTLDR
|  TXTSETUP.SIF
|
+---$WIN_NT$.~BT
|
+---$WIN_NT$.~LS
|    |
|    | SIZE.SIF
|    |
|    +---i386
|
+---I386

テキスト・モード セットアップ

HDから再起動すると「テキスト・モード」でのセットアップ開始

ブートメニューは出ないときもあったと思いますが...(FreeDOSが入ってたと判断されたかな?)

テキストモードセットアップ ブートメニューのスクリーンショット

ちなみにC:\boot.iniの内容はこんなかんじ。

[Boot Loader]
Timeout=5
Default=C:\$WIN_NT$.~BT\BOOTSECT.DAT
[Operating Systems]
C:\ = "Previous Operating System on C:"
C:\$WIN_NT$.~BT\BOOTSECT.DAT = "Windows XP Installation/Upgrade"

BOOTSECT.DAT は FAT32 NTLDR 用ブートセクタをファイル化、ロードするファイル名を $LDR$ に変更したものです。

テキストモードセットアップのスクリーンショット1

インストールするパーティションの選択

テキストモードセットアップのスクリーンショット2

「NTFSに変換」を選択しませう

テキストモードセットアップのスクリーンショット3

c キー押して続行

テキストモードセットアップのスクリーンショット4

コピーが始まります。10分ぐらいかな?

テキストモードセットアップのスクリーンショット5

GUIモード セットアップ

再起動すると、ブートメニューがまた表示されてますが、順番が入れ替わってます。

GUIモードセットアップ・ブートのスクリーンショット

NTFSへのコンバートが実行されます

GUIモードセットアップのスクリーンショット1

この後は「GUIモード」でのセットアップとなります。

GUIモードセットアップのスクリーンショット2

ブートメニューを消したい!

ブートメニューはセットアップ完了後に非表示となることもあったのですが何が違うのか今回は表示されたままとなってました。

とりあえず非表示にするには

  • コントロール パネル システム 詳細設定 起動と回復 設定
  • 「オペレーティング システムの一覧を表示する時間」のチェックを外す

boot.iniを編集するには

  • 上記の画面で「編集」ボタン、最下行を削除しませう
[boot loader]
timeout=30
default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
[operating systems]
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Home Edition" /noexecute=optin /fastdetect
C:\ = "Previous Operating System on C:"

いろいろ

Written by yassy