【私的】Linux LiveCD めも [最終更新は2013年]

2021.4.1 移転しました...
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    • http://www10.plala.or.jp/palm84/livecd.html
更新履歴 - 最終更新日 2013.7.19

2013.07.19 Lubuntu Desktop, Xubuntu Desktop, CentOS LiveCD(ライブCDの部屋) 追記
2013.07.16 全面的に書き直し。Kona Linux, linuxBean, CentOS LiveCD, Zorin OS 追加、他バージョン更新。

はてなブックマーク

当方はLinuxド初心者の若輩者であるのであまりあてにはならないかもしれない覚書です。

ライブCDの部屋

数多くの LiveCD の日本語ローカライズ版を公開されてます。日本におけるLiveCDの普及にかなり貢献されているのではないかと思います。

※ ライブCDの部屋さん版は理研ミラーからダウンロードが速いです。

う〜ん、早く自分で日本語化ぐらいできる様になりたい...(ムリとかいうな!そこw)

ってか、Windows と違って Linux の進化は早いので楽しみも大きいけれども、追っかけるのはタイヘンなのであった。orz

これって何? 3

種類とか

Live って何?

基本的にはこんな意味...

  • HDを使わずにCD内のファイルで起動
    • 一時ファイルなどはメモリ上に
  • 基本イメージは変更されないので、再起動すると元通り
  • ※ オンメモリ起動ではすべてメモリ上にコピーされるので、起動後はCDさえも不要

使い勝手はいまいちかもしれませんが、変更差分をHD上などにファイルで保存し、Live + 変更分追加読み込みで起動できたりもします。

おおまかですが、種類を下記の通り分類してみますた。

通常ディストリ系の最新版では、旧型PCへの対応を打ち切りしてる場合があるので注意。

必要メモリ

1GB以上

デスクトップ環境が GNOMEKDE の場合は、512MBでは重いので最低 1GB 2GB 程必要になるかと。

Ubuntu や Fedora の最新版の場合は、 1GB 2GB でも苦しいかも。

Ubuntu 最新版などはRAM(メモリ)が必要十分であっても、PAE非対応の旧型CPUでは起動しないので注意。(【追記】Ubuntu 14.04 では PentiumM/CeleronM に forcepae オプションで対応。)

256MB - 512MB

デスクトップ環境 LXDEFluxbox などではかなり軽くなります。

256MBでそこそこ動くのは現時点でこんなかんじかな

  • KNOPPIX (LXDE) (※ ブラウザ起動は重いです
  • Slax (LXDE) - やや重い
  • Puppy Linux, WindOS
  • レスキュー用ミニ Linux

但し、オンメモリ起動させるには512MBから1GB程必要になるかと。

512MBだと軽量系Linuxの殆どが使えそう

  • Kona Linux
  • Xubuntu, Lubuntu
  • linuxBean
  • Puppy Linux
オンメモリで起動

起動後はCDなど外せます。古いマシンでもサクサク動きます。必要なメモリ(RAM)の量は?

  • Puppy Linux
    • デフォルトがオンメモリ起動。ギリギリですが 256 MB 512MB 以上で。
  • SystemRescueCd (rescuecd docache)
    • 256 512 MB 以上
  • Parted Magic
    • デフォルトがオンメモリ起動。320 MB 1GB 以上
  • Porteus (slax copy2ram)
    • LXDE では 768 MB 以上
  • Knoppix CD版 (knoppix toram)
    • 1 GB 以上

私的チェックポイント

使用目的によって変わってくるので、あくまで「私的」ですが。

更新頻度はどない?

これ、いわゆる諸刃の剣だったりします。

と言いますのは、更新が頻繁だと新しい規格への対応がかなり期待できますよね。でも、安定度などは更新頻度が高いとは言えない KNOPPIX 日本語版などの評判が良かったりします。

無論これらはケースバイケースというやつで一概には言えませんが...

現状で更新が割と頻繁なものはというと...

  • SystemRescueCd(※ レスキュー向け、旧PC向け設定切替あり、日本語版なし)
  • Parted Magic(※ レスキュー向け、旧PC対応版もあり)
  • Berry Linux
  • Puppy Linux(※ 旧PC対応版もいろいろあり)
  • Ubuntu Desktop (※ 旧PCでは起動しないことがある)
  • Lubuntu Desktop (※ Ubuntu の軽量版)

(あくまで私見どえす!)更新頻度は高くないけどかなり安定してるかなと思うのは...

  • KNOPPIX
  • SLAX 日本語版
  • CDlinux

レスキュー用途として、SystemRescueCdParted Magic, GUI使用では KNOPPIX、及び Ubuntu (Lubuntu) 最新版を常備しておきたいかなと愚考してたりします。

デスクトップ環境

最近では LXDE が軽量系の主流ですな。

WindowsライクにGUI上でマウス操作なら、KDEGNOME。Xfceがまぁまぁ。Fluxbox は軽いけどLinux経験者向けかな。

日本語ロケール - UTF-8

euc-jp だと機種依存文字を含むファイル名が扱えなかったり。最近のは殆ど UTF-8 になっとりますが。

日本語「表示可能」なブラウザ

メニューは英語でもいいけど。

ファイルマネージャ

PCMan File Manager (PCManFM), ThunarKonqueror, Nautilus ならWindowsライクに使える。

※ 慣れたらコマンド打つ方が早かったり...

自動 fstab 編集

※ 最近はアプリケーション側で設定されるんであんまり問題なさそう。

デスクトップのアイコンや Konqueror の「記憶メディア」アイコンをクリックで日本語ファイル名を正しく表示するためのマウントオプションが自動設定される。また、コマンドでもオプションなしでマウントできる。

※ 慣れたらいらないけど...

smbfs(smbmount), cifs

※ 最近の LiveCD ではコマンド打たなくてもファイルマネージャからアクセスできる場合がほとんどなので不要かも。

ネットワーク上の Windows マシンなどの共有フォルダ(ネットワークドライブ)をマウント。

  • メニューの【移動】【ネットワーク】から
  • or アドレス smb://hostname/sharename とか指定で
Sambaサーバ

Windows マシンからアクセスする。ファイル救出時など Windows エクスプローラで操作できるので楽。

※ やっぱり楽したい、ってか...

NTFS書き込み

完全サポートというわけではないと思うので若干不安もあるけど、NTFSフォーマットの外付けHDなどをどうしても使いたい時など。

※ PC2台あるなら、別PCに繋いで smbmount する方がいいけど...

Partimage

※ 開発が 2010-07 で止まってるので最近のPCでは使えないかも?

リカバリーイメージの作成と復元。

※ NTFSは実験的サポート(?)なので、デフラグしてないとだめだったりするけど...

Linux 系では Clonezilla の方が断然おススメだったりします。でも入ってるのは Parted Magic だけ...

GParted

データを保持したままパーティションのリサイズが可能なパーティショニング・ツール。FDISKの代用とかにも。(※ 取り扱い注意、バックアップは必須。)

※ GUIでの操作は楽ですよねー。これだけでもLiveCDを持っておく価値があるのだ...と言えるかも?

gpart / TestDisk

パーティション・テーブル復旧用の検査ツール。これで助かったことが何度か...(汗)

※ これ一発で簡単に治るわけではなくて、情報を元に自分で切り直したり試行錯誤が必要ですが...

SSHサーバ

別マシンのコンソールから操作したい時とか。

フルCD系 4

緊急時の使用、ファイル・レスキュー用とか

(※ 物理的な故障だとだめですが)

Windowsが起動できない際のファイルの救出バックアップ用とかによく使われてる模様です。Windows風味でGUIでマウントやファイルのコピーが可能。

KNOPPIX, SLAX は非常に安定してる感じですが更新頻度は高くないので新しい規格では使えないこともあります。

※ 新しめのPCでは、S-ATA の内蔵DVDドライブより USB CD/DVD ドライブやUSBメモリの方がブートが確実なこともあります。まぁブートしてもHDを認識できないこともあったりしますが...

Berry Linux は更新頻度が高いのですが、多少コマンドの知識が必要かも。

別の項に書いている Ubuntu Desktop CD, Lubuntu Desktop、なども候補に入れませう。

Knoppix 日本語版

  1. KNOPPIX日本語版7.0.3CD ライブCDの部屋 (2012/7 リリース)
  2. KNOPPIX日本語版7.0.2DVD 産総研 (2012/6 リリース)
  3. KNOPPIX日本語版6.7.1CD/DVD (2011/10 リリース)
  4. KNOPPIX日本語版5.3.1CD(2008/3 リリース)

※ メモリ(RAM) は 256 MB あればまぁまぁ使えます。

KNOPPIX日本語版7.0.3CD ライブCDの部屋

KNOPPIX_V7.0.3CD-2012-06-25-JA-LCR のスクリーンショット

KNOPPIX_V7.0.3CD-2012-06-25-JA-LCR.iso (600MB) (ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2012/7。

RAM 256MBでも軽快に起動します。ツール類は少し古めですが、GUIで使いやすいLiveCDの代表格でありませうか。

Sambaサーバも自動起動なのでめちゃ便利です。

日本語版ではsambaサーバーを追加してあります.
MS-Windowsから接続の仕方
コンピュータ名"microknoppix"で検索をかけます.
見つかったら、開くとユーザー名とパスワードを要求されるので
ユーザー名:knoppix
パスワード:knoppix
と入力します.
共有フォルダは、knoppix,tmp,knoppix-root,mediaですが、
knoppix ... ホームフォルダ
tmp .... tempフォルダ
knoppix-root .... knoppixの/(root)
media .... 外部ドライブのマウントされているフォルダ
例えばsda1,sda2...,sdb1,sdc1,...などとあります.
ファイルマネージャでマウント、アンマウントができます.
knoppix,tmp,mediaは書き込み可能です.
ただしroot所有のファイルは変更、削除ができないときがあります.

past news
ダウンロード
めも
  • Sambaサーバの再起動
$ sudo service samba restart
関連リンク

KNOPPIX日本語版7.0.2DVD 産総研

knoppix_v7.0.2DVD_20120530-20120615 のスクリーンショット

knoppix_v7.0.2DVD_20120530-20120615.iso (4.0GB) で確認。リリースは 2012/6。

DVD版にはデスクトップ環境 GNOME, KDE なども入ってます。起動には RAM が 1GB 程必要かと。

Sambaサーバが入ってますが、コマンド入力及び smb.conf の編集が必要でした。

FAT32のマウントは日本語ファイル名が文字化けします。UTF-8指定のリマウントでおk。

ダウンロード
Sambaサーバの起動

あくまで一例ですが、マウントした /media を共有する例。

knoppix@Microknoppix:~$ su -
root@Microknoppix:~# smbpasswd -a knoppix
New SMB password:
Retype new SMB password:
Added user knoppix.
root@Microknoppix:~# cat <<END>> /etc/samba/smb.conf 
> [media]
> path = /media
> valid users = knoppix
> writable = yes
> create mask = 0755
> directory mask = 0755
> END
root@Microknoppix:~# service samba start
[ ok ] Stopping Samba daemons: nmbd smbd.
[ ok ] Starting Samba daemons: nmbd smbd.
root@Microknoppix:~# exit
ログアウト
knoppix@Microknoppix:~$ 

\\microknoppix or \\IPアドレス でアクセス可になるはず。

関連リンク

KNOPPIX日本語版6.7.1CD/DVD

Knoppix 日本語版 6.7.1のスクリーンショット

産総研

2011/10リリース

  • isoファイル名
    • CD版 : knoppix_v6.7.1CD_20110914-20111018.iso (693MB)
    • DVD版 : knoppix_v6.7.1DVD_20110914-20111018.iso (3.74GB)
  • ※ 日本語入力可
  • Debian6.0/squeeze ベース
  • デスクトップ環境 - LXDE (DVD : GNOME, KDE)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Iceweasel(Firefox)
  • ファイルマネージャ - PCMan File Manager 他
    • NTFS おk、FAT32 日本語ファイル名が文字化け
    • Windows ネットワーク、アクセス可
  • 自動fstab編集
  • smbfs(smbmount) - cifs
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(通常のマウントでOK)
  • GParted 0.7.0
  • Partimage
  • TestDisk 6.11
  • ms-sys-2.1.0
  • Sambaサーバ(※ DVD版のみ、コマンドで実行)
  • SSHサーバ (KNOPPIX SSH Server)
  • Knoppix Terminal Server(※ PXEブート用サーバ)
  • memdisk + balder.img (FreeDOS)
  • Memtest
  • GRUB for DOS 0.4.4 (grub.exe)
  • chntpw なし

DVD版にはデスクトップ環境 GNOME, KDE なども入ってます。起動には RAM がそれぞれ 512MB, 1GB 程必要かと。

DVD版はSambaサーバが入ってますが、コマンド入力及び smb.conf の編集が必要でした。

FAT32のマウントは日本語ファイル名が文字化けします。UTF-8指定のリマウントでおk。

ライブCDの部屋

2011/9リリース

  • isoファイル名
    • KNOPPIX_V6.7.1CD-2011-09-14-JP.iso (842MB = CDには入らない)
  • ※ 日本語入力可
  • Debian6.0/squeeze ベース
  • デスクトップ環境 - LXDE
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Iceweasel(Firefox)
  • ファイルマネージャ - Nautilus 他
    • NTFS / FAT32 日本語ファイル名もおk
    • Windows ネットワーク、アクセス可
  • 自動fstab編集
  • smbfs(smbmount) - cifs
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(通常のマウントでOK)
  • GParted 0.7.0
  • Partimage
  • TestDisk 6.11
  • ms-sys-2.1.0
  • Sambaサーバ (自動起動)
  • SSHサーバ (KNOPPIX SSH Server)
  • Knoppix Terminal Server(※ PXEブート用サーバ)
  • memdisk + balder.img (FreeDOS)
  • Memtest
  • GRUB for DOS 0.4.4 (grub.exe)
  • chntpw なし
  • Sambaサーバへのアクセス
    1. Knoppix 上でマウントしておく
    2. Windows マシンから \\microknoppix(または \\IPアドレス
    3. username : knoppix, pass : knoopix

CDには入りきりませんが、こちらはSambaサーバ入り。FATの文字化けもないので使いやすいかと。

ダウンロード
関連リンク

KNOPPIX日本語版5.3.1CD

KNOPPIX531CD デスクトップ画面

2008/3リリース

  • isoファイル名
    • knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520-AC.iso(LCAT対応 699MB)
    • knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520.iso(Remaster版)
  • ※ 日本語入力可 - scim-anthy
  • Debian5.0/lenny ベース
  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE) / fluxbox/ icewm / twm
  • 日本語ロケール - UTF-8
    • (※【注意】5.1.1産総研版はデフォルト euc-jp なのでブート時に knoppix lang=ja.utf8 を入力。5.3.1CDはUTF-8なので不要。)
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Iceweasel(Firefox)/Konqueror
  • ファイルマネージャ - Konqueror 他
  • 自動fstab編集
  • smbfs(smbmount)
  • Sambaサーバ(メニューに設定スクリプトあり)
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(通常のマウントでOK)
  • Partimage
  • GParted 0.3.5(※ メニュー設定Partition Editor)/QTParted
  • gpart/TestDisk
  • ms-sys-2.1.0
  • SSHサーバ(メニューに設定スクリプトあり)
  • Knoppix Terminal Server(※ PXEブート用サーバ)

超定番ですから(何)。オールインワンってやつですか。ただ、この5.3.1は非常に多機能で安定してると思うのですが、リリースが2008年3月とやや古いのでそれ以降の新しい規格に対応していない場合も多いかと。

ダウンロード

※ 5.3.1CDは、knoppix_v5.3.1CD_20080326-20080520-AC.iso

関連リンク

Berry Linux

berry-1.17 LXDE のスクリーンショット

berry-1.17 KDE のスクリーンショット

berry-1.17.iso (554MB)で確認。2012.12 リリース。

純国産(?)Live CD ですね。Fedora ベースということで、CUIに関しては Fedora や Vine など Red Hat 系を知ってる人には扱いやすいかも。

ダウンロード
マウント

root でコマンド打ちます

  • NTFS
$ sudo mkdir /media/sda1
$ sudo ntfs-3g /dev/sda1 /media/sda1 -o umask=0,fmask=0111
  • FAT
$ sudo mkdir /media/sdb1
$ sudo mount -t vfat -o utf8,uid=berry
  • ネットワーク
$ sudo mkdir /media/lan
$ sudo mount -t cifs -o iocharset=utf8,username=hoge,password=hage,uid=berry //192.168.x.x/share /media/lan
関連リンク
berry-1.00

Berry Linux 1.00 デスクトップ画面

berry-1.00.iso (572MB)で確認。2010/1 リリース。

  • ※ 日本語入力可
  • Fedora 11 ベース
  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE4)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Firefox / Konqueror
  • ファイルマネージャ - Konqueror
  • 自動fstab編集
  • smbfs(smbmount) - cifs
  • Sambaサーバ
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • QTParted
  • Partimage - なし
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし
マウント

/etc/fstab は自動編集されましたが、マウントは root でコマンド打たないとだめみたい?

  • ※ sda1 の場合(root のパスワードは root)
$ su
# mount /mnt/sda1 -o uid=berry
  • ※ ネットワーク \\192.168.0.2\share の場合
$ su
# mkdir /mnt/lan
# mount -t cifs -o iocharset=utf8,uid=berry,username=yassy //192.168.0.2/sharename /mnt/lan
0.90 で Samba の設定

こんなかんじでできました...

  • NTFSパーティションをマウント
$ su -
# ntfs-3g /dev/hda1 /mnt/hda1 -o locale=ja_JP.UTF-8,umask=0,fmask=0111
  • Sambaの設定
# service smb start
# service nmb start
# smbpasswd -a berry
# exit
$ ln -s /mnt /home/berry

Windowsマシンから \\berry\home (\\berry\homes, \\berry\berry) でアクセス。ユーザは berry、パスワードは設定したもので

Slax / Porteus 日本語版

サイズから考えると“フルCD”ではないのですけど...

本家版でも日本語がサポートされた様ですがやや中途半端かも。「Slax Enhanced Project プロジェクト」の Porteus がおすすめかな。

Slax Enhanced Project

Porteus が Slax-remix の最新?、showcase が SLAX, Puppy などを含むマルチブート版となってるようです。

porteus-ja-v1.1-i486-2 のスクリーンショット

porteus-ja-v1.1-i486-2.iso (347MB) で確認。リリースは 2012.3。LXDE版は RAM 256MBでも起動するが重め。512MB必要かと。

(※ 最近分は確認してませんが...すみません)。初期サイズは小さいですがモジュールの追加が可能なので簡単にカスタマイズ版作成できるのがイイとこかも

ダウンロード
関連リンク
SLAX 6

SLAX 6.1.2-3 デスクトップ画面

slax-ja-6.1.2-2.iso (240MB)で確認。2009/12 リリース

  • ※ 日本語入力可
  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE3)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Konqueror
  • ファイルマネージャ - Konqueror ほか
  • 自動fstab編集(NTFS/FAT32パーティションは自動マウント)
  • smbfs(smbmount)
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • gpart
  • Sambaサーバ - なし(追加可能?)
  • Partimage - なし(追加可能?)
  • GParted(追加可能?)
  • SSHサーバ - ?

初期サイズは小さいですがモジュールの追加が可能なので簡単にカスタマイズ版作成できるのがイイとこかも。エンハンスプロジェクトのマルチブート版はメンテ用に便利なので1枚持っとくと役に立つかも。

NTFSはリマウント

NTFS, FAT32 とも自動マウントされましたが、NTFSでは日本語ファイル名がだめみたいです。

  • ※ sda1 の例
# umount /mnt/sda1
# ntfs-3g -o locale=ja_JP.UTF-8 /dev/sda1 /mnt/sda1
SLAX 5

SLAX-ja-5.1.8.1-3 デスクトップ画面

slax-ja-5.1.8.1-3.isoで確認。isoファイルサイズは 252MB。

  • ※ 日本語入力可
  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE) / fluxbox
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Konqueror
  • ファイルマネージャ - Konqueror ほか
  • 自動fstab編集(NTFS/FAT32パーティションは自動マウント)
  • smbfs(smbmount)
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • gpart
  • Sambaサーバ - なし(追加可能)
  • Partimage - なし(追加可能)
  • GParted - なし(追加可能)
  • SSHサーバ - ?

Slackware ベース。デスクトップマネージャは KDE ですが、Knoppix などより動作はかなり軽いかんじ。また、レギュラー版(?)のサイズも約250MBと小さいので、必要なモジュールを追加してマルチブートCDへの組み込み用やUSBメモリブート用にいいかも。モジュールの追加も簡単です。

SLAXでは、ファイルシステムの一致したパートはすべて、独立したファイルに圧縮されており、他に何かを含みません。たとえば、Xwindowに属しているすべてのファイルはxwindow.mo、KOfficeに関連したものはkoffice.moなど、すべて属しているところにあります。もし、KOfficeを起動したならば、通常KOfficeからだけで、他の何からもファイルを必要としません。そのため、ファイルシステムのそのパートに関するすべてのファイルは、残りのものから切り離されます。CDドライブはその圧縮ファイルの10MBのエリア内だけでシークすればよいことになります。これは、かなりの速度改善になります。

軽量Linux 5

一般用途(Web・メールとか)古いPCの再利用向き

Puppy Linux は特殊な軽量Linuxという趣なのでパッケージ数は少ない様ですが、オンメモリなのでビックリするぐらい軽量です。変更差分をHDなどへ保存して利用できます

WindOS は更新止まってますが、日本人向け軽量版 Debian Live、もしくは KNOPPIX の縮小版というかんじ。

Lubuntu Desktop, Xubuntu Desktop は Ubuntu 公式の軽量版、Kona Linux は Debian の、linuxBean は Ubuntu の軽量カスタマイズ版。HDへインストールすれば、apt で最新パッケージへアップデートしたり、通常ディストリと同様な使い方ができます。

Puppy Linux 日本語版

precise-550JP のスクリーンショット

precise-550JP.iso (172MB) で確認。リリースは 2013.6。RAM 256MBでも起動しますが、PAE対応必須なので注意。(※ precise-571JP は non-PAE です。)

RAM 256 512 MB 以上でオンメモリで起動します。むちゃくちゃ軽いです。この小さなサイズなのに一般的な用途として基本的なソフトはほぼ揃ってます。私はRAM 384 MB の古いPCに入れてます。(※ パッケージを追加して行くと多少重くなったりしますが。)

ダウンロード
関連リンク
バージョン 5.1.1

wary Puppy 5.1.1 のスクリーンショット

wary-511-01j-k2.6.32.28-small.iso で確認。isoファイルサイズは 114MB。リリースは 2011.4

  • ※ 日本語入力可
  • ウィンドウマネージャ - JWM
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - SeaMonkey
  • ファイルマネージャ - Rox-Filer
    • アイコンクリックのマウントでNTFS,FAT32とも日本語ファイル名も問題なし
  • smbfs(smbmount) - cifs
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • GParted 0.7.0
  • ms-sys 2.1.2
  • 自動fstab編集 - なし
    • アイコンクリックのマウントでNTFS,FAT32とも日本語ファイル名も問題なし
  • Sambaサーバ - なし
  • Partimage - なし
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし

RAM 256 MB 以上でオンメモリで起動します。むちゃくちゃ軽いです。この小さなサイズなのに一般的な用途として基本的なソフトはほぼ揃ってます。私はRAM 384 MB の古いPCに入れてます。(※ パッケージを追加して行くと多少重くなったりしますが。)

※WindowsネットワークドライブのマウントはGUIツール Pnethood で可能。

バージョン 4.3.1

2009.11 リリース

hogehoge

pup-431JP.isoで確認。isoファイルサイズは 118MB。

  • ※ 日本語入力可
  • ウィンドウマネージャ - JWM
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - SeaMonkey
  • ファイルマネージャ - Rox-Filer
    • アイコンクリックのマウントでNTFS,FAT32とも日本語ファイル名も問題なし
  • smbfs(smbmount) - cifs
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • GParted
  • ms-sys 2.1.2
  • 自動fstab編集 - なし
    • アイコンクリックのマウントでNTFS,FAT32とも日本語ファイル名も問題なし
  • Sambaサーバ - なし
  • Partimage - なし
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし

WindOS

※ 開発が止まってるみたいで少し残念...

hogehogeのスクリーンショット

windos_r2_20110213.iso (426MB)で確認。2011/2 リリース。

「軽量版」に分けましたが、Knoppix の縮小版みたいな。レスキュー用途でも使えるかも。メモリ (RAM) は256MBで十分動きました。128MB でも動くようです。

FDイメージなどのツール類
  • BG-Rescue Linux 1.1.1
  • FreeDOS Balder
  • FreeDOS/V
  • HDT (Hardware Detection Tool)
  • Memtest86+

Debian Squeeze ベースということで、persistent 機能を使い Debian パッケージの追加でカスタマイズが容易です。

KNOPPIX や Puppy ではいまいちな人や、USBメモリブートでカスタマイズしたい場合とかはイイかも。

ダウンロード
関連リンク

Kona Linux

Debian ベース、古めのPCへのHDインストールによさそうな軽量 Linux。

konalinux-2.1_i386 のスクリーンショット

konalinux-2.1_i386.iso (1.2GB) で確認。リリースは 2013/6。Live起動は RAM 256MBでは重い、512MB必要かな。

ダウンロード
関連リンク

Xubuntu Desktop 非公式日本語 Remix (ライブCDの部屋)

Xfce デスクトップ採用の軽量版 Ubuntu。GNOME,KDE より圧倒的に軽いけど、LXDE よりはちょっと重いぐらいで中軽量級な趣でせうか。RAM 512MBで起動できました。(256MBでは重い)

xubuntu-12.04-desktop-i386-jp のスクリーンショット

xubuntu-12.04-desktop-i386-jp.iso (626MB) (ライブCDの部屋) で確認。リリースは 2012.5。

※ 12.10 以降はCPUのPAE対応必須なので注意。(【追記】Ubuntu 14.04 では PentiumM/CeleronM に forcepae オプションで対応。)

xubuntu-13.04-desktop-i386-jp のスクリーンショット

ダウンロード

※ 公式版も日本語化されてますが、日本語入力機能はありません。

関連リンク

Lubuntu Desktop

Ubuntu 公式、LXDEデスクトップ採用の軽量版。LiveCD は、機能少な目ですが、RAM 512MBでサクサク起動できました。(256MBでは重いけど... orz)

※ HDにインストールする際は 通常の Ubuntu とは違いサポート期限が短いので注意。

のスクリーンショット

lubuntu-12.04-desktop-i386.iso (688MB) で確認。リリースは 2012.4。

※ 12.10 以降はCPUのPAE対応必須なので注意。(【追記】Ubuntu 14.04 では PentiumM/CeleronM に forcepae オプションで対応。)

のスクリーンショット

ダウンロード (i386版)

※ 公式版は日本語化されてますが、日本語入力機能はありません。

HDにインストールする場合はサポート期限に注意。

※ 12.10 以降はCPUのPAE対応必須なので注意。(【追記】Ubuntu 14.04 では PentiumM/CeleronM に forcepae オプションで対応。)

関連リンク

linuxBean

linuxBeanは、ubuntu 12.04 LTSのminimal install版をベースにした、 無印XP世代向けの軽量・高速ディストリビューションです。

舞台袖 linuxBean

HDにインストールする場合は、RAM 256MBでも動くようです。Live起動では 512MBないと重かったです。

bean12042-130619 のスクリーンショット

bean12042-130619.iso (519MB) で確認。リリースは 2013/6。Live起動では、RAM は 512MB程必要かと。

ダウンロード
関連リンク

ミニLinux系 6

※ Linux素人の感想注意(笑)

メンテナンス・レスキュー用途

Linux経験者じゃないとキビシイですが、レスキュー用では SystemRescueCd, Parted Magic 2強時代になりつつあるかも?

あまり語られていないような気もしますが、Knoppixはどちらかと言えばメンテナンスやレスキュー用ツール満載なので(※ 6 以降はちょっと違うけど)、それ向きLinuxかなと思います。

Knoppix などと比較した場合、SystemRescueCd は英語版ですが(日本語フォントあり)、サイズが小さい、更新が頻繁なので最新パッケージが使えるとこが利点。

逆に Knoppix と比べた場合の欠点としては、殆どの操作はコマンドラインとなるため Linux に慣れていない場合は使うのが難しいとこかと。

Partimage は開発が 2010-07 で止まってるので最近のPCでは使えないかも?

Partimage だけ使いたいならこんなのもあります。オンメモリで起動。isoファイルサイズは20MB程。

リカバリー・イメージ作成については、Partimage もいいのですが、下記の Clonezilla Live がもっとおすすめかな。(※ Parted Magic にも入ってます。)

SystemRescueCd(英語版)

systemrescuecd-x86-3.7.1 コンソール画面のスクリーンショット

systemrescuecd-x86-3.7.1 デスクトップ画面のスクリーンショット

systemrescuecd-x86-3.7.1.iso (406MB) で確認。2013.7 リリース。

英語版ですが、ほぼ最新のパッケージが使えることが強みかな。

起動後に日本語フォントの追加すれば(※ 後述)、ファイルマネージャで日本語ファイル名など表示可能になりました。

FDイメージなどのツール類

ブートメニューから選択起動

systemrescuecd-x86-3.7.1 System tools のスクリーンショット

ダウンロード
めも

日本語フォントの追加、Samba サーバの設定については拙作日記をご笑覧あれ。

  • X(GUI) 起動 - % startx , または、% wizard でメニュー表示
  • ネットワーク手動設定 - % net-setup eth0
  • オンメモリ起動・ネットワークブートは RAM 512 MB 以上必要(※ 1.1 以降では 300 MB 以上、1.0.4 では要RAM 256 MB。)
  • NTFSをマウント
# mkdir /mnt/ntfs
# mount -t ntfs-3g /dev/sda1 /mnt/ntfs
  • FAT(16/32)をマウント
# mkdir /mnt/fat32
# mount -t vfat -o utf8,shortname=winnt /dev/sda2 /mnt/fat32

追加パラメータの例

rescuecd setkmap=jp dodhcp forcevesa dostartx
  • rescuecd はデフォルトの設定LABEL名
  • setkmap=jp - キーボードをJP配列
  • dodhcp - DHCPクライアント
  • docache - オンメモリ起動(要RAM 256 MB)
  • forcevesa - グラフィックドライバにvesa指定
  • subdir=sysres10 - sysrcd.datのディレクトリ名を指定
netboot=tftp://192.168.0.2/sysrcd.dat
  • HTTPサーバからルートイメージをメモリへダウンロード(オンメモリ起動)
netboot=http://192.168.0.2/sysrcd.dat
関連リンク
バージョン 1.5.0

下記は systemrescuecd-x86-1.5.0.iso (247 MB)での確認。リリースは 2010.3。

SystemRescueCd 1.5.0 デスクトップ画面

  • ウィンドウマネージャ - xfwm4(Xfce)(※英語)
  • ネットワーク
  • ファイルマネージャ - emelfm/mc
  • smbfs(smbmount)
  • Sambaサーバ
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(※日本語ファイル名は漢字・ひらがなは文字化け。起動後に日本語フォントの追加可能(※ 後述)
  • Partimage
  • GParted
  • gpart/TestDisk
  • SSHサーバ
  • ms-sys 2.1.3
  • chntpw
  • 日本語ロケール - 英語版なのでなし
  • 日本語ブラウザ - なし
  • 自動fstab編集 - なし

※ 日本語ファイル名は表示が化けますが、マウント時にUTF-8を指定してディレクトリごとコピー、またはSambaサーバではWindowsで正しく表示されました。

※ オンメモリ起動・ネットワークブートは RAM 400 MB 以上必要。

version 1.5.8
  • isoサイズ - 260 MB
  • ブートメニューあり (vesamenu.c32)
  • 日本語フォントあり
  • 日本語ファイル名表示可
  • Firefoxで日本語ページ表示可
  • GParted 0.6.1
Samba サーバの起動

とりあえずなやり方

% smbpasswd -a root
% cd /etc/samba/
% cp smb.conf.example smb.conf
% ln -s /mnt /root
% /etc/init.d/samba start

ifconfig でIPアドレスを調べておく。Windows マシンから \\IPアドレス\root でアクセス。ユーザー名は root、パスワードは設定したもので。

日本語フォントの追加

※ 1.5.7 では不要。

1.5.0 での確認。

あくまで一時的に追加するだけですが、Terminal・ファイラーで日本語ファイル名表示、Firefoxで日本語ページ表示が可能になります。

VLGothic-xxxxxxxx.tar.bz2 をダウンロード

% tar jxvf VLGothic-xxxxxxxx.tar.bz2
% pushd VLGothic
% cp VL-* /usr/share/fonts/75dpi/

Parted Magic

※ 有償版 $4.99 となりました。

SystemRescueCd の対抗馬?、こちらは日本語フォントも入ってます。

※ 旧PC向け、i586, i686版もあります。

pmagic_2013_06_15 デスクトップ画面のスクリーンショット

pmagic_2013_06_15.iso (315MB) での確認。リリースは 2013.6。オンメモリ起動は要RAM 1GB以上 (Live = 512MB, low RAM settings = 256MB)。

パッケージ数は SystemRescueCd より若干少ない様ですが、こちらは GUIで日本語が使えます。ただ、レスキュー用としてはメモリ大食いですなぁ。

ツール類

ブートメニューから選択起動

pmagic_2013_06_15 Extras Menuのスクリーンショット

ダウンロード

旧PC向け、i586, i686版もあります。

めも

Sambaサーバの設定について、あくまで一例ですが拙作日記をご笑覧あれ。

  • ネットワークブートは SYSLINUX の memdisk で可
  • ファイルマネージャでFATの日本語ファイル名が文字化けする場合は
# umount /media/sdxx
# mount -o utf8 /media/sdxx
  • keymap変更 - # setxkbmap jp
日本語入力機能の追加

Slackware 14.x の TXZ packages がそのまま使える模様です。

下記サイトを参照してください。

参考リンク
version 4.4

下記は pmagic-4.4.iso (97MB) での確認。リリースは2009.。(画像は 4.5 のもの)

Parted Magic 4.5 デスクトップ画面

  • ウィンドウマネージャ - Openbox(LXDE)
  • 英語版(※ 日本語フォントあり、日本語ロケール - UTF-8)
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Firefox(※ 日本語ページ表示可)
  • ファイルマネージャ - PCMan File Manager(※ 日本語ファイル名 ok)
  • smbfs(smbmount) - mount.cifs
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(通常のマウントでOK)
  • Partimage
  • GParted
  • gpart/TestDisk
  • SSHサーバ
  • Clonezilla
  • Super GRUB Disk

※ 4.8 では Clonezilla がなくなってました。

  • chntpw
  • ms-sys-2.1.2(※ 4.6 では 2.1.4)
  • 自動fstab編集 - ?(NTFSはオプションなしで日本語表示可、FAT32は要オプション)
  • Sambaサーバ - なし

USB,PXE版もあり。機能限定モードなら RAM 64 MB で起動可。オンメモリ及びネットワークブートは RAM 256 MB でギリギリ可(?)

PXE版(ネットワークブート)は、DHCP/TFTPサーバのみで可。

version 5.3
  • 日本語サポート - ブートメニューで選択
  • isoサイズ - 125 MB
  • Clonezilla あり(※ 日本語モードでは文字化け
  • Webブラウザ - Google Chrome(Firefoxはなし)、日本語ページ表示可
  • ms-sys 2.2.0
  • NTFS,FAT32ともアイコンクリック (Mount Devices) でのマウントで日本語ファイル名も表示可
  • GParted 0.6.2
  • MHDD
  • PLoP Boot Manager

CDlinux

【注意】バージョン 0.9.7.1 では日本語(ロケール)が入ってません。日本語サポートはなくなっちゃったのかも。(※ 日本語フォントは入ってますが)

これも SystemRescueCd の対抗馬?、サイズが小さいのに日本語入力も可能です。

CDlinux 0.9.3 デスクトップ画面

CDlinux-0.9.3.iso (Standard) (70 MB) での確認。リリースは 2009.7。

【追記】0.9.5 Standard には、日本語選択がありませんでした。0.9.5 Community (214MB) にはありました。

ブートローダは、 GRUB for DOS。RAM 64 MB 以上で起動可。オンメモリ起動は自動?

ダウンロード
関連リンク
めも

X(GUI) が起動できない時。いわゆる「シェルに落ちる」場合などは...

  • Alt-F2 でコンソール切替
$ sudo -s
# killall X
# cd /etc/X11
# rm -f xorg.conf
# cp xorg.conf.vesa xorg.conf
# exit
$ export LANG=ja_JP.UTF-8
$ export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
$ startx

または kernel オプションに vga=0x318 (1024x768 16M) などを追記したらいけるかな。

GParted LiveCD

gparted-live-0.16.1-1-amd64 のスクリーンショット

gparted-live-0.16.1-1-amd64.iso (135MB) での確認。リリースは 2013.5。(i486 版、i686-pae 版もあります)

パッケージは少ないですが GParted のみ使いたい場合はこれがいいかな。Fluxbox なので非常に軽いです。RAM 256MB でギリギリですがオンメモリ起動できました。

ダウンロード

i486 版、i686-pae 版もありますた。

mount コマンド

オプションなしで NTFS/FAT32とも日本語ファイル名もおk。

# mkdir /mnt/sda1
# mkdir /mnt/sda2
# mount -t ntfs-3g /dev/sda1 /mnt/sda1
# mount -t vfat /dev/sda2 /mnt/sda2
参考リンク
  • keymap変更 - # setxkbmap jp
バージョン 0.5.2-1

gparted-live-0.5.2-1 デスクトップ画面

Debian Live ベース。日本語選択可。gparted-live-0.5.2-1.iso (111 MB) での確認。リリースは 2010.3。

  • ウィンドウマネージャ - fluxbox(Debian Live ベース)
  • 日本語ロケール - ja_JP.UTF-8 選択可能
    • 日本語フォントあり
    • 日本語ファイル名表示可能(ドラッグ+中クリックでコピー&ペースト可)
    • ntfs-3gのマウントでも日本語ファイル名表示おk
  • ネットワーク
  • ファイルマネージャ - mc(CUI版)
  • smbfs(smbmount) - cifs
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(通常のマウントでOK)
  • Partimage
  • GParted
  • gpart/TestDisk
  • 日本語ブラウザ - なし
  • SSHサーバ - なし
  • Sambaサーバ - なし
  • 自動fstab編集 - ?(オプションなしのmountコマンドで日本語ファイル名表示可)
  • RAM256MBでオンメモリ起動可能
  • ネットワークの設定 - # dhclient ethx
Live USB
  • USBメモリへのインストールは(※0.3.4-8の例)
    • syslinuxディレクトリコピー
    • syslinuxディレクトリへ gparted と gparted.igz をコピー
    • SYSLINUXのインストール
  • USBメモリへのインストールは(※0.3.7-7の例)
    • zip版をダウンロード
    • 展開したファイルをすべてコピー
    • SYSLINUXのインストール

PLoP Linux

GUIなし(テキストモードのみ)・英語版ですが、サイズが小さく、Sambaサーバが使えるのが利点。

ploplinux-4.2.2 のスクリーンショット

ploplinux-4.2.2.iso (83MB) で確認。リリースは 2012.4。

日本語フォントは入ってないので日本語ファイル名は文字化けしますが、Sambaサーバを起動してWindowsマシンからアクセスすると正常に表示されました。

RAM 128 MB で起動。ネットワークブートは、DHCP/TFTP のみで可。

GNOME版では Nautilus, Firefox, GParted が入ってます。(英語版なのであんまり出番ないかも。)

ploplinux-4.2.2-X-gnome-tiny のスクリーンショット

ダウンロード
めも

Sambaサーバの設定、マウントした NTFS/FAT32(IDE) を共有する一例。

# 8x16
# loadkeys jp106

# mkdir /mnt/hda1
# mkdir /mnt/hda2
# ntfs-3g /dev/hda1 /mnt/hda1 -o fmask=0,dmask=0
# mount -t vfat -o utf8,shortname=winnt /dev/hda2 /mnt/hda2

# startsamba
# smbd
# nmbd
  • ホスト名 \\ploplinux
  • Sambaサーバの username/pass は root/ploplinux

ネットワークブートいろいろ

関連リンク
ploplinux-v3.8.1

ploplinux-v3.8.1.iso (56 MB) で確認。リリースは 2009.。

  • ネットワーク
  • smbfs(smbmount)
  • Sambaサーバ
  • NTFS書き込み - ntfs-3g(※ 日本語名ファイルは非表示になる)
  • Partimage
  • chntpw
  • ウィンドウマネージャ - なし
  • 日本語ロケール - なし
  • 日本語ブラウザ - なし
  • ファイルマネージャ - なし
  • 自動fstab編集 - なし
  • GParted - なし(※ parted あり)
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし

RAM 128 MB で起動。ネットワークブートは、DHCP/TFTP + ファイルサーバ(Windowsファイル共有、Samba,NFS)で可。

ネットワークブート用ファイルサーバの設定は、ploplinuxディレクトリを保存した親ディレクトリを共有設定する。

  • オプションの設定
smbmount=//IPAddress/sharename:username:password

通常ディストリ系 7

(HDへの)インストール用CD/DVDがそのままお試しLiveCDとして利用できたりするタイプのものです。最新の Linux を体験できるちゅうわけですな。

基本的に最新PC向けが多いので、古めのPCでは使えなかったりすることもありますねんけど...。

Fedora, Ubuntu のLiveCDブートは、RAM は最低 512 MB、 1GB 以上、最新版ではもっと・・・ないと重いかもしれません。

Ubuntu Desktop 日本語 Remix

インストール用CD/DVDがそのままLiveCDとして利用できます。(※ ハードディスクにインストールする場合はインターネット接続環境が必須。インターネット接続なしでもHDへのインストール可。最新状態へのアップデートはインターネット接続環境が必要。)

GUIによるファイル操作は簡単で、デバイスの対応度はピカイチだと思いますが、古いPCでは動作が重いです。最低1GB以上推奨かな。最新版では2GB以上ないと苦しいかも。

ubuntu-ja-13.04-desktop-i386 のスクリーンショット

ubuntu-ja-13.04-desktop-i386.iso (898MB) で確認。リリースは 2013.5。(※ CDには入りません)。

Unity は今風でオサレですが作業効率はいまいちなかんじがします。動作はかなりの重量級です。

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関連リンク

バージョン 11.10

Ubuntu 11.10 ja デスクトップ画面のスクリーンショット

Unity はオサレですが慣れないと使いにくいかも?

※ メモリ(RAM) は 1GB 以上ないとかなり重いかも。

ubuntu-ja-11.10-desktop-i386.iso (691MB) で確認。リリースは 2012.3。

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Kubuntu desktop 非公式日本語 Remix (ライブCDの部屋)

Ubuntu のKDE(デスクトップ環境)版。

インストール用CDがそのままLiveCDとして利用できる。(※ ハードディスクにインストールする場合はインターネット接続環境が必須。インターネット接続なしでもHDへのインストール可。最新状態へのアップデートはインターネット接続環境が必要。)

※ メモリ最低でも 1GB 2GB 以上ないと重いかも。

※ 公式日本語版の最新は 8.04 の模様。

Kubuntu 13.04  - ライブCDの部屋 デスクトップ画面のスクリーンショット

Kubuntu 13.04 desktop(ライブCDの部屋さん版)- kubuntu-13.04-desktop-i386-jp.iso (1.0GB) で確認。リリースは 2013.4。(※ CDには入りません)。

ダウンロード
関連リンク
Kubuntu 11.04 - ライブCDの部屋

Kubuntu 11.04  - ライブCDの部屋 デスクトップ画面のスクリーンショット

Kubuntu 11.04 desktop(ライブCDの部屋さん版)- kubuntu-11.04-desktop-i386-jp.iso (693MB) で確認。リリースは 2012.7。

  • ※ 日本語入力可
  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE4)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Firefox 他
  • ファイルマネージャ - Dolphin 他
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • 自動fstab編集 - なし
    • ファイル・マネージャから自動マウント可能、日本語ファイル名も問題なし
  • smbfs(smbmount) - なし(※ aptでインストール可能)
    • ファイル・マネージャからアクセス可能、日本語ファイル名も問題なし
  • Sambaサーバ - なし(※aptでsambaのインストール可能)
  • Partimage - なし
  • GParted - KDE Partition Manager 1.0.3 あり
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし

FedoraLiveCD

ハードディスクへのインストールも可能なLiveCD。(※但し、このCDからインストールした場合はインストールされるパッケージ数が通常より少ない様です。)

※ メモリ(RAM) は最低 512MB 2GB は必要かと。

Fedora 12 LiveCD KDE版 デスクトップ画面

Fedora-12-i686-Live-KDE.isoKDE版 681MB)で確認。リリースは 2009.11。

ダウンロード

GNOME版もありますね。

関連リンク

CentOS LiveCD(ライブCDの部屋)

管理者ならおなじみ(?) RHEL (Red Hat Enterprise Linux) クローン の定番。

CentOS-6.0-i386-LiveCD-jp のスクリーンショット

CentOS-6.0-i386-LiveCD-jp.iso (620MB) (ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2011.7。

英語版しかありません。ツール類はあまり入ってないのでHDインストール用みたいですね。

本家英語版

CentOS-6.4-i386-LiveDVD のスクリーンショット

  • CentOS-6.4-i386-LiveDVD.iso (1.66GB)。2013.5 リリース。
  • isoファイル名
    • CD版 : CentOS-6.4-i386-LiveCD.iso (697MB)
    • DVD版 : CentOS-6.4-i386-LiveDVD.iso (1.7GB)
ダウンロード
関連リンク

Debian LiveDVD(ライブCDの部屋)

自分でカスタマイズしたい人向けでしょうか。自分で作る用のLiveCDかな?

注意ハードディスクへのインストール機能はありません。種類がいろいろあります。最近のバージョンではCUI版を除き、DVDサイズ(CDには入らない)なので注意。

※ ライブCDの部屋さん版以外は英語版となります。

debian-live-7.0.0-i386-kde-desktop-jp のスクリーンショット

debian-live-7.0.0-i386-kde-desktop-jp.iso (1.31GB) (ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2013.5。(※ CDには入りません)。

Debianの最新版wheezyのライブDVDの日本語版です.

デスクトップ用途を考えたライブDVDであり、標準的なアプリをバランスよく含んでいて ライブ起動するだけ十分使用に耐えます.

全体的にシンプルで標準的な作りなので、DebianベースのライブCDを作成するときの元とするのに最適です.

ライブCDの部屋
ダウンロード
関連リンク
etch 0319 KDE版

debian-live-etch-i386-0319-kde-desktop-jp.iso (658MB) で確認。リリースは 2007.3。

  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Iceweasel(Firefox)/Konqueror
  • ファイルマネージャ - Konqueror 他
  • 自動fstab編集 - なし
  • smbfs(smbmount) - なし
    • Konquerorから直接Windowsネットワーク利用可能(日本語ファイル名OK)
  • Sambaサーバ - なし
  • NTFS書き込み - なし
  • Partimage - なし
  • GParted - なし
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし

派生版 8

通常ハードディスクへインストールするタイプのディストリビューションをカスタマイズしたもの(※ いや、KnoppixやSLAXなどでも通常版ディストリをカスタマイズしてるわけですが、LiveCDとして使うよりハードディスクにインストールして使いたくなるタイプのものです)。Live CD としてもなかなかです。ベースのディストリに比べテーマがお洒落だったり、マルチメディア対応などが強化されている模様。

Linux Mint(ライブCDの部屋)

Ubuntu ベースと Debian ベース(こっちは軽め?)の2系統あります。MATE が安定板、Cinnamon は革新的とのこと。

linuxmint-15-mate-dvd-nocodecs-32bit-jp のスクリーンショット

Ubuntu ベースの "Olivia" linuxmint-15-mate-dvd-nocodecs-32bit-jp.iso (1.0GB)(ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2013.5。(※ CDには入りません)。

Samba サーバの設定

あくまで一例ですが...

mint ~ # cat <<EOF>> /etc/samba/smb.conf 
> [media]
> path = /media
> valid users = mint
> writable = yes
> create mask = 0755
> directory mask = 0755
> EOF
mint ~ # smbpasswd -a mint
New SMB password:
Retype new SMB password:
Added user mint.
mint ~ # service smbd restart
smbd stop/waiting
smbd start/running, process 3339
mint ~ # service nmbd restart
nmbd stop/waiting
nmbd start/running, process 3351
mint ~ # 
エディション
  • Ubuntu ベース
    • MATEデスクトップ
    • Cinnamonデスクトップ
    • KDEデスクトップ
    • Xfceデスクトップ
  • LMDE (LinuxMint Debian Edition)
    • MATEデスクトップ
    • Cinnamonデスクトップ
エディション

エディションとは特定の用途向けにカスタマイズされたLinux Mintのリリースです。このユーザーズガイドはMATEエディションについて書かれたものです。以下に人気のあるエディションを示します:

  • MATEエディション(MATEデスクトップを利用)
  • Cinnamonエディション(Cinnamonデスクトップを利用)
  • KDEエディション(KDEデスクトップを利用)
  • Xfceエディション(Xfceデスクトップを利用)

どのエディションを使えば良いかわからない場合は、MATEエディションを使ってください。

注意: アメリカ合衆国や日本でLinux Mintを再配布または商業利用する予定があり、特許法についてよく知らないのであれば、“No Codecs”インストールイメージを利用してください。

ユーザーズガイド - Linux Mint Japan Wiki
ダウンロード

※ Ubuntu 13.04 のサポートは2014年1月までなので、HDにインストールする場合は LTS 12.04 ベース(2017年4月まで)の 13 の方がいいかもしれません。

関連リンク

LinuxMint Debian Edition 201303 日本語版 (ライブCDの部屋)

こちらは、Debian ベースの LinuxMint Debian Edition (LMDE) 201303 のライブCDの部屋・日本語版。見た目はほとんど変わりませんが...

linuxmint-201303-mate-dvd-32bit-jp のスクリーンショット

linuxmint-201303-mate-dvd-32bit-jp.iso (1.3GB)(ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2013.3。(※ CDには入りません)。

Linux Mint 8

Linux Mint 8 デスクトップ画面

LinuxMint-8-jp.iso (858MB)(ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2009.11。(※ CDには入りません)。

※ メモリ(RAM) は最低 1 GB は必要かな?

  • ※ 日本語入力可
  • ウィンドウマネージャ - Metacity(GNOME)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Firefox
  • ファイルマネージャ - Nautilus ほか
  • 自動fstab編集 - なし
    • ※ Nautilusでアイコンをクリックすると自動でオプションが設定されてマウントされる
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • GParted

Ubuntu Karmic (9.10) ベース。外観が Ubuntu よりもオサレなかんじ。

VMware Player での確認ですがメモリ512MBでは重かったです。1 GB 必要かも。

  • smbfs(smbmount) - なし(※ apt でインストール可能)
    • Nautilus から直接Windowsネットワーク利用可能(日本語ファイル名OK)
  • Sambaサーバ - なし
  • Partimage - なし
  • gpart/TestDisk - なし
  • SSHサーバ - なし

PCLinuxOS

※ 本家版は英語版のみとなってます。

pclinuxos64-mate-2013.0715 のスクリーンショット

MATE 版 pclinuxos64-mate-2013.0715.iso (664MB) で確認。リリースは 2013.7。他に KDE版、LXDE版もあります。

英語版ですが、Mandriva ベースの美しい外観なのであります。

pclinuxos64-kde-fullmonty-2013.06 のスクリーンショット

ダウンロード
関連リンク
KDE 2011.6 (ライブCDの部屋)

pclinuxos-kde-2011.6-jpのスクリーンショット

pclinuxos-kde-2011.6-jp.iso (801MB)(ライブCDの部屋)で確認。リリースは 2011.6。(※ CDには入りません)。

RAM 512MBでギリギリ起動できましたが、1GB以上ないと重いかも。

  • ※ 日本語入力可 - scim, uim, ibus
  • ウィンドウマネージャ - Kwin(KDE4)
  • 日本語ロケール - UTF-8
  • ネットワーク
  • 日本語ブラウザ - Firefox/Konqueror
  • ファイルマネージャ - Dolphin/Konqueror 他
  • 自動fstab編集 - 自動マウントOK
  • smbfs(smbmount)
  • Sambaサーバ
  • NTFS書き込み - ntfs-3g
  • TestDisk -
  • SSHサーバ

Mandrivaベースの美しい外観。Mandriva は知らないけど、これはかなり実用性が高そうですね。(※Linux素人の感想であることに注意。)

  • Partimage - なし
  • GParted - なし
  • ms-sys - なし
  • chntpw - なし
ダウンロード

Zorin OS(ライブCDの部屋)

Ubuntu ベース、Windows そっくり? なHDインストール向き。

Zorin OS 7はUbuntu 13.04ベースの新版です.
水色を基調としたデザインはWindowsユーザーには親しみやすく3Dを使ったなめらかな動作は安定感を感じさせます.
タッチパッドのスクロールに2本指を使うところはWindowsと操作性を合わせてあり細かい配慮が行き届いています.

ライブCDの部屋

Zorin OS 7 Core のスクリーンショット

Zorin OS 7 Lite のスクリーンショット

リリースは 2013.6。(※ CDには入りません)。

ダウンロード

※ Ubuntu 13.04 のサポートは2014年1月までなので、HDにインストールする場合はLTS 12.04 ベース(2017年4月まで)の 6.2 の方がいいかもしれません。

関連リンク

雑記 9

拙作めも
マルチブート

XBOOT はヒジョーに簡単ですにゃ。

SARDU はややこしそうですが、細かい設定できますで。

root 権限

一般ユーザでログインしている時に root 権限が必要なコマンドを実行するには・・・

キーボード配列をJP仕様に

(仮想)コンソール、ターミナル・エミュレーターでのキーマップをjpに変更する。

ブート時に選択できるものも多いですが、ブート後に変更したい場合。

# loadkeys jp106

または(ターミナル・エミュレーター上で)

# setxkbmap jp

などなど。

日本語エディタ

テキストモード時の日本語表示

slax-ja 版 (5.x) では、日本語ファイル名の表示・入力とも可能。

jfbterm-0.4.7 (注)コンソールで jfbterm -q -e uim-fep と入力してください。日本語入力のオン/オフの切替は、[ctrl] + [\]で行います。

産総研版 KNOPPIX 5.0.1 にも jfbterm が入っているので表示のみ可能。(※5.1.1はなし)

SSHでの日本語表示

PuTTYjp での確認。(※FileZilla や WinSCP では日本語ファイル名はすべて文字化け...なんか設定が必要なのかな?)

うまく起動できない時

その原因は何?

  1. CDメディアの不良 - 焼きミス?
  2. CDドライブの不良
  3. 特定デバイスの対応
CDメディアの不良
  • ダウンロードの失敗?
  • データとして焼いていないか?
    • 最初は誰もがやっちゃうミスかも。CD内に 拡張子 iso のファイルがある場合はただのデータCDなので失敗です。7 以降ではファイル右クリックから標準の「Windows ディスク イメージ書き込みツール」で。XPのWindows用ソフトなら「ディスクコピー」「イメージからCD作成」などの機能を使いましょ。
  • CDをテストする
    • Knoppix なら ブート時に knoppix testcd と入力する
CDドライブの不良

CD-RはよくてもCD-RWではだめだったり。起動できても使えるはずのコマンドが使えなかったりエラーになったりするのでちょっと危険かもしれません。

USBメモリでのブートや、ハードディスクにファイルを保存してGRUB起動ディスク(フロッピー)などからのブートを試した方がいいかも。

とりあえずブートの流れはおおまかにこんなかんじ

  1. BIOSがブートデバイスを選択
  2. syslinuxGRUB などのブートローダが起動
  3. ブートローダが kernelinitrd 読み込み
  4. kernel が起動してルートイメージを探す

ハードディスクなどにファイルを保存した場合は、2&3を PXEネットワークブートやUSBメモリ(もちろんUSBメモリだけですべて代用できますが)で代用可能。2だけならGRUB起動ディスクで代用可能。

特定デバイスの対応

起動オプションで特定のデバイスを無効にするか、グラフィック(モニタ)関連のオプションを試してみる。

メンテナンス向き?を考える

Windowsが起動しない場合のファイル救出(※もちろんHDが逝っちゃってたらだめですが)、Linuxインストール時のHDへのファイルのコピー、Partimageなどでバックアップイメージの作成など、メンテナンス時の使用にはどれがいいかなぁ?

メンテナンス向けパッケージの多いのは?

SystemRescueCd, Parted Magic、次いで Knoppix

日本語・GUIでの操作

日本語が表示できないと、日本語ファイル名の救出が面倒です。KDE (or GNOME) 環境ならどれも同じだと思いますけど...

  • Ubuntu Desktop CD
  • Knoppix
  • SLAX
  • CDlinux
  • Parted Magic
  • Puppy Linux
    • デスクトップ環境は JWMなので、操作性はKDEより若干落ちるかな?
Sambaサーバ

Windowsマシンから、ファイルへアクセス

  • Knoppix
    • 設定スクリプトあり
  • Berry Linux
    • コマンド実行
  • SystemRescueCd
    • コマンド実行
  • Parted Magic
    • コマンド実行
  • PLoP Linux(GUIはなし)
    • コマンド実行
Partimage でバックアップイメージ作成

Partimage は開発が 2010-07 で止まってるので最近のPCでは使えないかも?

  • PING (Partimage Is Not Ghost)
  • Knoppix
  • SystemRescueCd
  • Parted Magic
  • PLoP Linux
GParted でパーティション操作
  • GParted LiveCD
  • Knoppix
  • SystemRescueCd
  • Puppy Linux
  • Parted Magic
  • Ubuntu Desktop CD

ネットワークブート

ネットワークのみでの起動。いわゆるディスクレスブート(※サーバが必要)。

InetBoot

DHCP, TFTP, HTTP サーバを設定すれば、Knoppix. Fedora, Ubuntu などのLiveCD iso イメージからブート可能。(但し、バージョンはかなり古い)


Written by yassy